バンダナブログ 「プラクティス メイクス パーフェクト(継続は力なり)」

広島のリサイクルフィッシングショップ「パゴス」のスタッフである「伊藤孝晃(バンダナ)」の個人ブログです。 釣行記・製品情報・雑記を書きつづってまいります♪

ナインロック2018最終章「甑再訪」(釣行記)

9月23日にナインロック(九州根魚遠征釣行)を行なってまいりました♪
遠征に関しては「隙あらば何度でも…」とゆー気持ちこそ強くありますが、時期やリスクを考慮するに今期の南エリア遠征釣行は「最終章」ですね。

そんなナインロック最終章の舞台は「鹿児島県・甑島」

今年の甑島遠征は今回で2度目。
…中々行けない、だからこそ燃えるワケでして(笑)

因みに前回は6月に訪島し、弟子の土居さんが初スジアラをゲット♪
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6月の甑遠征の模様は⇒ https://bandana0082.net/?p=5687

その後は甑らしい圧倒的な釣果をインターネット越しに傍観するのみで悶々とした日々を過ごしておりました(爆)
…でようやく再挑戦の日を迎えておりまする。


今回の遠征メンバーは前回のメンバーから土居さんを除く「セトコージさん」「渡邊君」「ワタシ」の3人。
土居さんは都合がつかず今回はお留守番です。

その他数名の方にもお声掛けしましたが、ことごとく「ごめんなさい」でございました。





いきなりですがグチの時間です(笑)

「行く時はぜひ誘って下さいね♪」
「自分も行ってみたいです♪」

コレってSNSとかで散見される定番コメントの一つ。
因みにこう言う大半の方が実際に誘ったら「ごめんなさい」するのも超定番。
急なお誘いでのごめんなさいに関してはこちらとしても「急過ぎて申し訳ない」と思います。

ただですね、社交辞令的な、何も考えてない安直な「誘って下さいね」は正直に言わせて頂くと「不要」です。
多分だけど「誘って下さい」とか「行ってみたい」って言ったらその時点で満足してしまう人が多いんじゃないかなぁ…

遠征に関しては
「ガチで行きたい」
「マジで釣りたい」

そんな人だけ声を掛けてくれれば…と思いまする。
…そこまで本気の人は我々が誘わなくても自分でプランニングして勝手に行ってそうだけど(爆)

もちろん個々に仕事やプライベートがあるワケでして、どうしても日程的に無理なコトもあろうかと思います。
…が、「お誘いする」という行為はメンバーに敢えて空きを作っているってコトであり、こちらとしても安直に誘ってるワケではないコトを重々ご理解頂きたいのも本音。
基本的に少人数での遠征なので「一人居るか居ないか?」がプランニングに大きく影響するんですわ。
更にギリギリまで回答を保留しての「ごめんなさい」もダメージ大だったりします。

セトコージさんも渡邊君も優しいから「ごめんなさい」に関して特に何も言いませんが、内心思うトコロは絶対あるハズ。
…なのでワタシが代表してここでグチらせて頂きまする(爆)

因みに遠征に関するプランニングはこちらで構築しますが、移動や渡礁、実釣に関しての「おもてなし(接待)」は出来ませんのでご注意を!!
あくまで我々と同等のアングラーの一人として扱います。

それでも「行きたい」「釣りたい」って方は是非お声掛け下さいませ♪







出発は22日(金)の午後6時。

ホントは22日と23日の2日間を甑島で過ごす予定でしたが、22日は荒天による渡礁中止。
23日のみの日帰り弾丸釣行となっておりまする。

2日をかけてじっくりたっぷり釣りしたかったのが本音ではありますが、天気には勝てませぬ。
例え1日でも渡礁できるだけ運が良いとポジティブシンキングしつつ、車を一路鹿児島方面に走らせます。

甑島への渡船が出る「串木野港」までは約7時間強。
今回は時間的にかなりの余裕があったので晩ごはん休憩等を交えつつ23日の午前2時過ぎに港に到着しております。

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今回も渡礁には「誠豊丸さん(中村船長)」を利用させて頂いております♪
誠豊丸さん⇒ http://seihoumaru123.sakura.ne.jp/

また、今回のナインロックでは前回に引き続き甑島での釣行+スジアラ捕獲実績が豊富な「ゼスタ・フィールドスタッフの内田さん」に全面協力を依頼し、快く引き受けて頂いております。

前回の訪島に引き続き、今回も中村船長と内田さんには大変お世話になりました。
この場をお借りして深く御礼申し上げます。



内田さん達と合流の後、着替え&タックルを船に積み込み、いよいよ出船です!!
甑島までは1時間強の船旅。
前回は船酔いを心配しておりましたが、釣行1週間前の隠岐の島取材遠征と2週前の壱岐取材遠征で長時間の船旅を経験しており、「マーライオン化」の不安は一切ナシ♪
船が港を出港すると同時にキャビンに潜り込み仮眠タイムに入ります…

…で、あっという間に甑島でワープ(笑)
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一緒に乗り合わせたアングラーさんたちの渡礁が開始されます。

今回のエリアは甑島のちょうど中間に位置する「中甑~下甑」と呼ばれるエリア一帯。
誠豊丸さんがカバーするエリアであり、前回と同じエリアでございまする。

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前回はトップバッターで渡礁させて頂きましたが、今回はラストバッター。
他のアングラーさんが次々渡礁されるのを見つつ、テンションを徐々に上げていきます…♪

そして渡礁も終盤にさしかかりセトコージ&渡邊組が渡礁。

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ワタシは今回、一人…ではなく内田さんと共に渡礁です。

セトコージさん達が渡った沖磯の隣に降ろしてもらい、せっせと準備してゲームスタートです♪
「時間的に(スジアラは)まだ早い」
そう思って先ずはエリアの概要チェック+お土産のアカハタを狙うべくバサロHD40gをキャスト。

その1投目、軽い根掛かりを外した瞬間に猛烈なバイトが襲い掛かり、しばらくは耐えたもののリーダーが足元のブレイクに接触してプチン…
隣で見ていた内田さん、「ロッドが完全に機能を失ってましたね」と一言。
コレってロッドがこれ以上曲がらない「つ」とか「し」の状態まで曲がってるコトを指します。
要するにロッドの反発力やトルクが一切無効化され、魚とアングラーを繋ぐラインが一直線になってるよーな状態のコトを指します。
普通なら1ミリもラインが出ないレベルまで締め込んだドラグからラインがズルズル出てくれたお陰でロッドブレイクまで至らずでしたけど。
この時使用していたのはワタシの良き右腕である「ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト」
このスナイプが想定以上の魚のアタックに限界近くまで絞り込まれた結果、ロッドが果たすべき「獲る為の機能」のほぼ全てを奪われ、文字通り「なす術無し」の状態になっていたようです。

魚自体は姿見ずの状態で逃げられており、正体は不明。
ただ、ワタシは今期の釣行にてまずまずのサイズの「クエ」と相対しており、1度は敗退したものの、2度目のバトルでは捕獲に成功しております。
今回はその時のファイトに酷似…っつかその上位互換…といったカンジでした。
甑島にもクエは存在しており、そのクエと同等かそれ以上のパワーファイターであるスジアラも居ます。
そのどっちかだったのかなぁ…と思ってみたり。

兎にも角にもいきなり「甑の洗礼」を浴びせられたワケでして一時たりとも気を抜いたらダメだな…と痛感した次第でございます。
気を取り直し、ゲーム再開です。

いきなりのバイト故に以後の展開にも大きな期待を持ったのですが…
「反応薄」

前日には100ミリを超える大雨が降ったようで海は若干ニゴリが入っています。
内田さん曰く、波浪によるニゴリは良い結果をもたらすようですが、雨によるニゴリはあまり良くないらしいっす。
更に、普段なら磯際に密集してるであろうベイトの姿も皆無。
もう一つ言えば潮の流れもユルユル…

時折ボトムをトレースしてアカハタをゲットしたものの、そのアカハタすらも反応が良くないとゆー。

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…って言いながらしっかり釣ってますけどね(笑)
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アカハタ自体、狙う時はボトムを強く意識しますが、今回は更にボトムを意識すべく甲殻類系のワームをチョイス。
…ってコトで「マグバイト・スナッチバイトシュリンプ」が大活躍です!!

メインはスジアラを狙うべくのキャスト&リトリーブ…ですが、時にはボトムを叩いてアカハタを狙うパターンで時合の到来を待ちます。
海面の動きとリーリングの際の重さの変化に注意しつつゲームを展開。
そして海面が少し変化してきたタイミングで内田さんに何らかのバイト!!…がフッキングせず。
その話を聞いた直後、ワタシに「ドンっ!!!!」とバイト!!
反射的にフッキング動作に移行し、その次の瞬間には磯際やブレイクにラインが接触しないように、魚に主導権を与えないように強いプレッシャーを掛けつつポンピング動作に移行。
ゲーム開始直後のような猛烈なファイトこそ感じられないものの、頭の中は「スジアラ」で一杯です(爆)

主導権を与えないファイトで足元まで寄せてきたエモノ…がひるがえった瞬間、正体が分かりました。
「タマンさんや…」
正体が判明してからは精神的余裕が一気に出て最後はぶち抜いてフィニッシュ。

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はい、タマンさん(ハマフエフキ)です♪
ナインロック(九州根魚遠征釣行)、フォースロック(四国根魚遠征釣行)ではすっかりお馴染みの魚であり「偽スジアラ(笑)」として我々を一喜一憂させてくれる魚でもあります。
本命では無い事に関しては確かにガッカリさせられますが、非常に強いファイトにはいつも楽しませてもらってますし、食べても美味い♪
南エリアへの遠征釣行ならではの嬉しい外道の一つですね。

ロッドはパゴス矢野駅前店の「ブリトリー酒田」に組んでもらったオリジナルの根魚用ロッド(マグナムクラフトブランク使用)
ワームは「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド5インチSW」
ジグヘッドは「ゼスタ・タッチダウンストロング42g」です。
遠征釣行においてワタシがバサロシリーズと同等に強く信頼するタックル&リグの一つであり、今回繰り返したキャストの大半はこの組み合わせでございまする。







ココで少し甑島から離れます。

スジアラをワームで狙うアングラーさんは「エコギア・バルトシリーズ」を多用する方が多いです。
バルトシリーズは「幅広のボディ」「強い波動を生むテール」という2つの大きな特徴を持つワームでございます。

ワタシが主に使用するフラッシュJシャッドの4.5インチと5インチもバルトに負けず劣らずの強波動テールを持っています。
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南エリアへの遠征釣行においてこの2つはワタシにとっては無くてはならないワーム達です!!

…が、フラッシュJシリーズを長らく使い続けていく中で弱点にも気が付いております。
それは「ワームの強度」であり、ある意味この釣りでは非常に大きな弱点でもあります。
フラッシュJシリーズを使ったコトのある方ならお分かりの通り、このワームは内部にアルミ板をインサートしている関係で中空に近い構造となっております。
この構造がヘビーウエイトリグのフルキャストの繰り返しに耐え切れず、魚がヒットしていない&バイトが無いにも関わらず徐々に裂けていき、結果的にワームのズレに繋がります。
ワームのズレはアクションの悪化に直結しており、最終的にバイト率の大きな低下に繋がるワケです。
構造的に仕方の無い事ではあるのですが、決して安くないこのワームがターゲットと相対する前に壊れていくのは中々に辛かったりしますね。
ワタシはヘッド部分は「デコイ・ワームホルダー」で、フックが出る部分は「瞬間接着剤」で補強しつつ使用しておりますが、根本的な問題解決には至っておりませぬ。

また、バルト愛用者が多い理由は「カラー」と「フォルム」にもあると思います。
色に関しては地域的な差が大きく出るトコロですが、スジアラ獲りにおいて実績の高さを実感するカラーは「青系」
俗にいう「マイワシカラー」です。
バルトにもフラッシュJにも青系(マイワシ系)のカラーが存在しておりますが、より青味の強いバルトのイワシカラーのほうが良いと判断されています。

もう一つの違いである「フォルム」ですが、これに関しては今回内田さんと一緒に釣りしながら話をさせて頂く中で「なるほどな」と気付かされ、実際に内田さんが捕獲したスジアラが吐き出したベイトを見た時に確信に変わった部分だったりします。

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バルトのフォルムは「幅広ボディ」
これがスジアラがよく捕食しているベイトフィッシュのフォルムに似ているんです。
エコギアには「パワーシャッド」というフラッシュJシャッドと似たようなスリムボディのワームが存在します。
こちらもスジアラに実績があるワームなのですが「バルトのほうが釣れる」という認識が強く、実際の釣果もバルトに軍配が上がるようです。
もちろん、これに関しても地域・季節によって差異があるのは言うまでもありませんが、それでも「スジアラにはバルト」という図式を崩す事は困難でございます。

もう一つ言えばこの幅広ボディで6インチというサイズがある点もスジアラ獲りに関してバルトが強い要因だと思います。
テールの波動のみならずボディ全体のアピール力も非常に強力であり、それは内部にアルミ板を備えたフラッシュJシリーズのアピール力を余裕で超えるものです。
ワタシ自身はスジアラに関してのレベルや経験値が未熟なのですが、釣友や各地のエキスパートアングラーの釣果やパターン、使用ルアーを目の当たりにする度に「やはりバルトなのか?」と思ってしまいます。
スジアラ獲りに関してはアピール力がモノを言うシチュエーションが多くあります。
そうしたコトからもフォルムもサイズもアクションも強アピールなバルトに軍配が上がってしまうのはある意味仕方の無い事なのかもです。

それでもフィッシュアローテスターである以上はフラッシュJシリーズにこだわりますけどね♪

もし、出来る事ならフラッシュJシリーズでもバルトに匹敵するようなワームを作って頂けたら…と強く思いますし、提案もしたいと思います。
幅広ボディであるならばワームの強度を維持しつつもアルミ板のフラッシングを活かせる構造が「出来そうな気がする」んですけどね^^
…間違いなく一部のコアアングラーにしか支持されないワームになるコト必至ですけど(爆)







…さて、甑島に戻ります(笑)

タマンさん捕獲以降、反応が無くなってしまったこのエリア。
もうしばらくしたら船の見回りが開始されます。
見回りの際、磯替えも可能なのですが磯替えは1回限り。

内田さん曰く、エリア自体の実績は非常に高いので
「このまま潮の流れが良くなるのを待つか?」
「思い切って移動するか?」

の選択を迫られます。

…で、最終的に磯替えする事に決定。
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見回りに来た誠豊丸さんに磯替えの旨を伝え、船にタックルを積み込みます。
同時に隣の沖磯にいるセトコージさん達の元にも立ち寄り、途中経過を聞きます。
…で、どうやらスジアラの捕獲に成功した様子♪♪♪
詳細が非常に気になるトコロですが、その前にセトコージさん達も磯替えを希望したのでタックルの回収が先です。
…が、まだ片付けが出来ていなかったので船はワタシ達の磯替えを優先、セトコージさん達には後から回収する旨を伝え、磯を離れます。

取り敢えず遠征メンバーが本命捕獲に成功したので一安心♪
これで「遠征」は大成功です!!
詳細が気になりますが、それは帰りに聞くコトにして磯替えに備えます。

移動先の選択は内田さんに一任にして前回の甑遠征で土居さんと渡った「橋の下」へ行きたい旨を船長に伝えたものの先約アリ。
他の磯もアングラーが居るようなので我々が先ほど居た磯の少し先にある沖磯に渡してもらう事に。
この磯もスジアラ捕獲実績が高く、ラストバトルにはうってつけ!!
6月の甑遠征時にはセトコージさん達が上がった磯に属しており、その時はベイトフィッシュが非常に多く、多種多様な魚がヒットしたと言ってましたので期待は「大」です♪

…が、相変わらず状況は芳しくありませぬ…
スジアラ獲りで重視する「潮の流れ」が予想以上にユルく、この磯でもベイトの姿は非常に少ないっすね。

ただし、潮の状況が良くともスジアラと対峙できるタイミングは一瞬。
それを考慮すると潮の動きが悪くとも「対峙できる一瞬」は必ずあるハズ。
そう信じて内田さんと共にキャストを繰り返します…
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時々アカハタと戯れつつ…ですけどね(爆)
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前回の甑遠征時はアカハタが入れ喰いに近いレベルで釣れたのですが、今回は集中しないとバイトすら取れない状況。
これがかえってゲーム性を高めてくれるので楽しかったりします♪

…で、アカハタと戯れつつも海の変化を常に注視しております。
そして潮の動きが明らかに変わってきました…
内田さんもそれに気が付かれた様子。

「あと数投したらアカハタからスジアラ狙いにチェンジしよう…」
そう思いつつもシビアなアカハタゲームが面白くて気持ちがフワフワしてるワタシ。

そんなワタシの気持ちを切り裂くように突然、内田さんのロッドが大きく絞り込まれます!!
明らかなパワーファイターとのバトル…
少し離れた場所にいたワタシ、ランディングのサポートをすべく内田さんの元に駆け寄ります。
海面に浮かんだ魚体はまぎれもないスジアラ!!
タモを手にしたワタシですが、内田さんは躊躇なくブチ抜きランディングを敢行。
そして…
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見事スジアラ捕獲に成功!!
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いつ見てもこの魚体はヤバいっす!!!!!!!
因みにロッドは現在テスト中の「ゼスタ・ブラックスターハードS910HX」
内田さんがスジアラ獲りの為に開発・テストされているロッドであり、根魚ロッドのテイストを保ちつつも規格外のサイズに対応するスペックを有したロッドです。
今回のスジアラは2kgチョイといったカンジでこのロッドでは「まだまだ余裕♪」のサイズとのコト。






「ゼスタ・ブラックスターハードS910HX」
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今回、初めて見せて頂いたのですが、触った時の正直な第一印象は「思ってたよりもゴツくないな」というモノでした。
ワタクシ、オニのようにゴツいロッドだと勝手に想像してたんです(笑)
内田さん曰く、このロッドはあくまで「根魚ロッド」であり、これ以上強く、長くすると「ショアジギロッド」になってしまうのでそれだけはどうしても避けたかったとのコトです。

そのお考えにはワタシも強く賛同しており、「根魚アングラー(ロックフィッシャー)」のはしくれとしても可能な限り根魚ロッドで各地のターゲット達と渡り合いたいと思っております。
ただ、遠征釣行においては今回のスナイプのように「なす術無し」の状況になる事も分かっており、それを打開すべくブリトリー酒田にショアジギロットに近いスペックのブランクでロッドを組んでもらいました。
でもやっぱり「正真正銘の根魚ロッド」で戦いたいという気持ちを強く持ってますね。

このS910HX、テストでは6kg強の抜き上げ捕獲も行なっているとのコトで根本的なパワー・トルクに関しては申し分なし。
実際に何度かキャストさせて頂きましたが、一般的な根魚ロッドと同じ感覚で扱うコトが可能。
もちろん大型根魚をターゲットにしたロングレングスのハイパワーロッドなのでアングラー側にも相応のパワーを必要としますが、それでも軽快に扱えるロッドに属すると思います。

なによりガチのロックフィッシャーの方が数多くのスジアラと対峙しつつ構築したロッドであるという事実が非常に大きいですね。

ワタシが開発に関与させて頂いた

「ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト」
「アブ・ソルティーステージKR-X KIZIHATA SXKS-822M-KR」

がリリースされて以降、各メーカーからロングレングスのパワースピニングロッドが続々とリリースされ現在に至っておりますが、正直「本気でテストしたの?」とか「コンセプト間違ってませんか?」とゆーロッドが現在も多数見受けられます。
そんな中にあってコアなアングラーが本気でテストを繰り返し、数多くの魚と対峙して完成させたロッドはやはり「一味違います!!」

S910HXにつきましては来年のリリースを目指して最終調整段階に突入したとのコト。
発売された際はワタシも購入&ハードユース確定です!!

そしてワタシが思い描くロッドのカタチをより明確にし、チャンスがあればそれを具現化したい…とゆーのがワタシの野望の一つだったりします(爆)

内田さんが考えておられる根魚ロッドのカタチとワタシが思う根魚ロッドのカタチは同じ部分もあれば大きく異なる部分もあります。
それは「ホーム」か「アウェイ」かの違いによるものなのかもです。
言い方は良くないかもですが、別の言い方をすれば「次がある」と「次がない」の違いかな?
でも、S910HXにはワタシが理想とするロッドの具現化に必要なヒントがたくさん詰まっているのは間違いありません。

兎にも角にもS910HXの発売が楽しみで仕方ないっす♪






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スジアラの口の中にはタッチダウンストロングとバルトが完全に吸い込まれております。
内田さんはこの状態を確認、抜き上げが最も良いランディング方法だと瞬時に確信して抜き上げを行なっておられます。
ここまで口の奥に掛かっていればまず外れる事は無いと思いますが、タモ入れでもたつくコトがバラシに繋がるとゆーのはよくあるハナシ。
ロッドへの大きな信頼を加味すれば、尚さらブチ抜きランディングは最も適切であったと思います♪

「スジアラは群れで動くコトが多い」
「同じ条件のスポットに複数居つく場合が多い」
「時合が到来した時に一気に喰ってくる」

内田さんの捕獲劇はスジアラの存在と時合の到来を意味するものであり、最大&最後のチャンスととらえるコトが出来ます。
ワタシも最後のチャンスに掛けるべくキャストを繰り返します…

…が、奇跡は起こらず…(涙)

残念無念ですがタイムリミットが近づいてきたので午後0時半、ストップフィッシングです。
今回「も」敗退。
同時に2018年の甑島遠征釣行も終了です。
でも来期の再訪は既に確定しており、その時が来るまでしっかり準備を整えたいと思います♪

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次こそはこの魚体をワタシ自身の手で…!!!!!!!






「マグバイト・フローティングスカリ」追加モデル

現在、マグバイトでは好評発売中の「フローティングスカリ」の大型バージョンである通称「デカスカリ」の開発&テストを行なっております。
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左がデカスカリ、右が既存のフローティングスカリ、真ん中がパゴスアルバイター「まっすん」こと増田君です(笑)

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普段の釣行では既存のフローティングスカリで十分だと思いますが、遠征釣行では大型のスカリが欲しいとワタシ自身強く思っておりました。
フローティングスカリを使われてる方の中からも「大型のスカリが欲しい」とのお声も頂戴しており、開発に着手しております。

因みに最初のプロトは…大き過ぎました(爆)
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因みにスカリに入ってるのはマグバイトディレクターのキッシーです(笑)

こりゃあきまへんわ…とサイズを今一度調整して現在のサイズに落ち着いております。
横幅は60cm、タテ幅と高さはそれぞれ30cm程度にしており、大型の魚が入るものの、不用意に魚を入れ過ぎないような仕様になっています。

一見すると非常にデカいですが、デカスカリも折りたたみが可能となっており、折りたたんだら非常にコンパクトになります♪
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通常釣行で使用するクーラー(30リッター以下)には入らないかもですが、遠征時に使用する大型クーラーには楽勝で入れるコトが出来、クーラーに入れないとしても持ち運びはかなり楽です^^

大型スカリにありがちな魚の投入口は設置しておりませんが、フタのファスナーを約半分ほど開ける事で大口径の魚投入口として機能します。
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折りたたみやすくする為の「折りシロ」が投入口を開けやすくするのにも一役買ってる…ってワケです♪
今回の甑島での使用を含め、壱岐や隠岐の島、ワタシのホームでもある島根山陰エリアでの釣行で実際に使用しておりますが使い勝手は上々。
現時点でサイズに関しては特に問題を感じませんので後はファスナーの仕様や細かい部分の調整等を行ないつつ、今後の釣行でも使用を続け、問題点を洗い出して修正していきます。

因みにスカリなどキープツールの使用に関しては賛否両論あるかと思います。
よく言われるのが「逃がすのであれば素早くリリースすべきだ」というご意見です。

もっともなご意見だなと思いますが、アングラーであれば自身が釣った釣果を最後に確認したいという気持ちを誰しもお持ちではないかな?とも思います。
一切の躊躇もなくリリースと判断出来る魚種やサイズに関してはその場でリリースすべきだとワタシも思いますが、比較的良型だったり、ブログやSNSで釣果投稿をされる方は取り敢えず最後までキープしたいと思うのは至極当然な流れだと思うんです。
また、出血してたり、フッキングした箇所が微妙な魚に関しては取り敢えず様子見してある程度時間が経ってからキープするかリリースするかの判断をすべきだとも思います。
要するにケースバイケースであり、不要と思われたら使わなければいいし、必要だと思えば使えばいい…それだけのコトなのかなと。

勘違いして頂きたくないのはデカスカリは不用意に大量の魚をキープして不用意に魚にダメージを与える為のキープツールでは無いってコトです。
遠征では大型魚を求めての釣行が主体であり、更に予想外の大物が釣れたりするコトが多々あります。
そんな時、大型のスカリを欲するのは当然と言えば当然。
実際、壱岐でも隠岐の島でも、甑島でもデカスカリは大活躍してくれました!!
使い方や考え方さえ誤らなければ非常に使い勝手の良いツールだと思っておりますのでどーぞヨロシクです♪


…あと、スカリの使用に関して相変わらず間違った使い方をされる方が意外と多いので補足です。
スカリに関しては波の穏やかな場所で使用するモノであり、波の荒い場所や潮の流れが速い場所で使用するは基本NGです。

理由ですが、波の荒い場所で魚を入れるとスカリ自体が洗濯機のようになり魚をもみくちゃにしてしまうんです。
複数の魚が入っていれば魚同士が、単体で入っていたとしてもスカリのネット部分で魚体が擦れ、少しずつでも確実にダメージを蓄積していきます。
潮の流れが速い場所も同様っす。

また、波や潮流でスカリ本体に大きな負荷が掛かる事でファスナーが勝手に開く場合もあります。
「ファスナー勝手に開く現象」についてはワタシ自身も経験しており、複数名の方からも指摘を受けております。
しかしながら、ファスナーを完全に閉じた状態で魚を不用意にたくさん入れず、波や潮流の穏やかな場所に浮かべておけば開く事はあり得ませぬ。
言い方は良くありませんが要するに「使い方・使いドコロを間違ってる」と言わざるを得ないんです。
ただし、足場の高い場所からスカリを上げ下げしてる場合に限っては想定外の「ファスナー勝手に開く現象」が発生するかもです。
ロープを繋ぐためのD管はフタ部分に設置されており、上げ下げする際にフタに大きな負荷が掛かり、それによってファスナーが開く可能性が僅かながら想定されます。

…でこの「ファスナー勝手に開く現象」を防止する為、マグバイトではファスナー同士を接続するパーツを標準装備させます。
簡単に言えば「カラビナ」のようなものでファスナーの穴同士を留める…ってカンジです。
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(実際にカラビナを採用するか別パーツを採用するかは現時点では未定です)

これでカラビナを破壊しない限り、ファスナー自体が破損しない限り開く事はありません♪
既存のフローティングスカリにも応用可能ですので、「ファスナー勝手に開く現象」が気になる方は100均で売ってるカラビナでもセットしてみて下さいませ♪


「デカスカリ」は来年2019年の春~夏頃の発売開始を目指しております。
どの程度の価格帯になるかは未定ですが、それらを含めた進捗状況につきましては判り次第当ブログでもご報告させて頂きますね♪






船は各磯に渡礁されたアングラーさんを回収していきます。
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そんな中、ワタシはこの日のゲーム展開を振り返っております。
正直な感想は「悔しい」の一言。

「なんであのタイミングでアカハタ狙ってたんだろう…」
「潮の流れの変化に気づいてたのに…」
「自分があの時内田さんがいる位置でキャストしてたら…」

後悔は尽きませんが、同時にスジアラの姿を拝めたことによる安ど感を得たのも事実。

今年は終わり、でも来年があります。
少しずつ…ですが、レベルアップ・スキルアップも実感できています。
確実にスジアラとの距離が近くなってます♪
楽しみは来年に取っておくとするか。

…そんなコトを思いつつセトコージさん達と合流。
気になるスジアラ捕獲に関してですが、今回は渡邊君が初スジアラ捕獲に成功!!!!!

朝イチに会心の一撃が発動したようです♪
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渡邊君、ナイスフィッシュです!!
初スジアラ、おめでとう!!
我々と同様に苦戦を強いられたセトコージ&渡邊組ですが、この1匹が全ての苦労を帳消しにしたのは言うまでもありません♪

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セトコージさんもなんだかんだ言いながらもしっかりエモノは捕獲してますしね♪
前回に引き続き、今回も師匠組は惨敗…ですが、後に続く者達が確実に力をつけてきてるのは素直に嬉しく思います^^

「…とはいえ、次は負けんよ(爆)」

8
心配された天気と海況は最後まで我々の味方でした。
潮の流れや海水の状態も味方になってくれてたら尚の事良かったんですが、それは高望みし過ぎなのかもですね。

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誠豊丸さんには最後までホントお世話になりました。
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渡船の基本料金につきましてはこんなカンジです。
出港時間・回収時間につきましては季節や天候によって変化しますので要確認です。
また、夏季は夜釣りや船釣りがメインとなり、日中の磯渡しが中止となりますのでその点にも注意です。
いずれにせよ分からない事は船長にしっかり聞いて「夢の甑釣行」を成功させて下さいませ♪


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帰りは行きと同じくワープしてました(笑)
んで、串木野港に戻り、片付けをしつつこの日の反省会と答え合わせ。
やはり全体的に潮の動きと海水の状態が悪く、全体の釣果も非常に芳しくなかった模様。
我々が聞いた範囲ではスジアラ捕獲は内田さんと渡邊君が釣った2匹だけだったようです。
内田さん曰く、水温の低下と共にスジアラは深場に移動し、今後はボートからのゲームが主体になるとのコト。
ショアからのゲームもディープエリアでのゲームになる為、より一層キャッチが難しくなり、何より単発傾向になるみたい。
それらを加味しても今回で「甑島遠征2018」は終了ですね。

船長や内田さんとは来年の再会を誓い、串木野港を後にします。
あらためて中村船長、内田さん、本当にありがとうございました!!
また来期もヨロシクお願い致します!!



その後はお土産の「かるかん」「かすたどん」を購入しつつ、途中の高速SAでご当地の「モケケ」を探しつつ(笑)、運転を交代しつつ…で、三次にたどり着いたのは翌24日の午前1時前。
皆ヘットヘトのドロッドロです(笑)
ワタシは幸いにもお休みでしたが、セトコージさんと渡邊君は仕事らしい…

何はともあれ、セトコージさん、渡邊君、大変お疲れ様でした!!
来年はメンバー全員安打を目指して頑張りましょうぜ♪

次回釣行は…9/30に佐賀県で行なわれるエコギアパワーオーシャンカップです♪
この日は土居さんもメンバーに復帰し、4人で佐賀県に乗り込む予定。
台風の動向次第では中止になる可能性もありますが、しっかり準備して大会に備えておきたいと思います!!


大変長くなりました&時々脱線しましたが、以上で「ナインロック2018・最終章」の報告を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きありがとうございました♪




【タックルデータ】

■ロッド:【マグナムクラフト】アカメリミテッド9890「対スジアラ仕様オリジナル」
■リール:【ダイワ】16セルテートHD3500
■ライン:【よつあみ】リアルスポーツGソウルアップグレードPE X8「3号」
■リーダー:【よつあみ】ガリス キャストマンアブソーバー 「60lb」
■スナップ:【スタジオオーシャンマーク】オオタガレージ オーシャンスナップ「OS3」

■ロッド:【ゼナック】スナイプS86XXロングキャスト「RGガイドモデル」
■リール:【ダイワ】13セルテート3012H
■ライン:【よつあみ】リアルスポーツGソウルアップグレードPE X8「1.5号」
■リーダー:【よつあみ】ガリスFCアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング「30lb」
■スナップ:【スタジオオーシャンマーク】オオタガレージ オーシャンスナップ「OS3S」

■リグ:【マグバイト】エクストリームスイミングリグ「バサロHD」40g
■フック:【マグバイト】アッパーカットオフセット「#2/0・#3/0」

ジグヘッド:【ゼスタ】タッチダウンストロング「35g/42g」

■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド4.5インチSW
■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド5インチSW「ヒラメ・マゴチスペシャル」
■ワーム:【マグバイト】スナッチバイトシャッド4インチ
■ワーム:【マグバイト】スナッチバイトシュリンプ4インチ

■アイウェア:【ストームライダー】スポーツカーブ2 SR-009P-2
■ライフジャケット:【サブロック】ヴィーワンベスト「マルチカムブラック」
■フットウェア:【シマノ】ドライシールド ジオロックカットラバーピンフェルトシューズ「FS-155J」
■リリースツール:【Bends Mender】ベンズメンダー「パゴスチューンモデル」
■キープツール:【マグバイト】デカスカリ(仮称)「プロトモデル」
■キープツール:【ヤマワ産業】パーフェクトストリンガー「L」
■クーラー:【シマノ】スペーザホエール ベイシス600「UC-060I」




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