バンダナブログ 「プラクティス メイクス パーフェクト(継続は力なり)」

広島のリサイクルフィッシングショップ「パゴス」のスタッフである「伊藤孝晃(バンダナ)」の個人ブログです。 釣行記・製品情報・雑記を書きつづってまいります♪

ナインロック(九州根魚遠征釣行)in「甑島」(釣行記)

6月9日・10日の2日間、今年2度目のナイロンロック(九州根魚遠征釣行)を行なってまいりました。

 


 

先ずは今回のナインロックに際して事前の情報提供やプランニング、アドバイスに至るまで全面的にサポートして下さったゼスタフィールドスタッフの「内田聖也氏」、そして今回利用させて頂いた渡船「誠豊丸・中村船長」に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!!
「スジアラを狙って獲る」コトには一応成功しているものの、絶対的な経験値(釣行回数)が少ない我々にとって内田氏の豊富な知識と経験は大きな武器となりました。
中村船長の物腰柔らかなお人柄は初めて誠豊丸を利用させて頂く我々の不安と緊張を解いてくれ、2日間を通して釣りに集中する事が出来ました!!

今回の遠征を経て、仲間内では今年中の甑島再訪を誓っており、その際は再びサポートをお願いさせて頂きたいと考えておりますので宜しくお願い致します!!

 


 

今回の舞台は「甑島(こしきしま)」

甑島は現在、我々が「大本命」として追い求めている「スジアラ」が数多く生息する我々にとっては「夢の島」だったりします♪

因みに甑島へは2016年の11月に初めて足を運んで以来、今回で2度目の来島です。
その時の模様は⇒ https://bandana0082.net/?p=3056

 

当時は「スジアラ獲り」に関しての知識に乏しかったものの、「行けば釣れるだろう♪」という意味不明(笑)なポジティブシンキングで遠征。
渡して頂いた沖磯はスジアラの実績がかなり高い磯だったものの、想定外の激流に翻弄された釣行となりました。
それまで早い潮流は根魚ゲームにとってはあまり良くない条件だと考えており、この時も激流を避けてのキャストを繰り返しておりました。
…実際はその激流(+ストラクチャーの陰)にスジアラは潜んでいる場合が多く、今考えると
「あの状況は最高だったよなー」
「なんであの激流に向けてキャストし続けなかったんだろーか?」

と思ってしまいますが、こういった間違いを何度も繰り返す中で一歩一歩ターゲットに近づいていく…そのプロセスも大事であると思っております。

 

今回の甑島遠征のメンバーは釣友のセトコージさん、弟子の土居さん、そして新メンバーの渡邊君、そしてワタシの4人。
渡邊君は5月に行なった「バンダナガイド&レクチャーサービス」で初めてお会いしております。
⇒ https://bandana0082.net/?p=5472
渡邊君はセトコージさんとも直接の面識はなかったもののSNSを通じての接点を持っており、SNS内でのやり取りの中で今回の遠征釣行の話を知り、リアクションバイト(爆)してきたってワケです♪

6月に入ると同時に九州地方は梅雨入り宣言がなされました。
同時に遥か南には台風の卵らしき低気圧が発生、今回のナインロック日程に合わせるかのように日本に近づく予想…
台風に成長しなくとも、それなりの雨風(=時化)が予想され、土曜日の日帰り釣行になる公算が高くなっておりました。
しかしながら、予想以上に低気圧は南に位置しておりナインロックへの影響は軽微。
最終的にはまずまずの釣り日和の中での2DAY釣行を敢行しております♪

 

出発は8日(金)の午後8時。
三次のセトコージさん宅に集合、4人のタックルを詰め込んでパンパンになった車に乗り込みいざ出発です!!
目的地は渡船の出る「串木野港」
…ええ、ほんの640kmです(爆)

今回は出港時間が午前3時半~となっております。
ですが、船長の配慮で遠征組の我々の到着を待ってから出港…にして頂いております。
…が、他のアングラーさん達にご迷惑をお掛けしない為にも運転交代以外はほぼノンストップ。
更に三次ICから終点となる串木野ICまでフル高速道路という事もあり、予定時間を大幅に早めて、時間的余裕をもっての串木野港到着と相成りました♪

内田さんは既に港入りしておられ、挨拶もそこそこにタックルを船に積み込んでいきます。

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今回お世話になった渡船屋さんは「誠豊丸(せいほうまる)」さん。
⇒ http://seihoumaru123.sakura.ne.jp/
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船長の中村さん(右)と今回サポートして下さった内田さん(左)
(写真は内田さんのFBから拝借しております♪)
一見すると船長は強面(失礼!)ですが、非常に穏やかで物腰柔らかく、初めての甑釣行でお世話になった「渡船・久丸(https://www.koshikihisamaru.com/)」の浜田船長に負けず劣らずのナイス船長でした!!

 

お客さん全員のタックル搭載&乗船が完了すると船は港を出港。
一路「甑島」を目指します…
甑島までは大体1時間半程度(寝てたんで正確な所要時間は判らず)
「長時間の渡船に慣れてきた」とはいえ、元々「ハードマーライオン」だったワタシ、一抹の不安は感じております。
そこで…
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「ボーディングリング」装着!!
このメガネ、船酔いなどの乗り物酔いを防いでくれるアイテムでございます♪
ナゼか装着と同時に周囲が笑顔になる不思議アイテム(笑)ですが、個人的には非常に高い効果を感じております(プラシーボ効果かもしれませんけどね)
因みに10分程度かけておくだけで効果を発揮するとの事なのでしばらくしたら(恥ずかしいので)外します。

出港してしばらくの間は内田さんとセトコージさんを交えての釣り談義…いや、内田さんを先生にした釣り講義っすわ。
近況や今回渡る磯の概況、使用タックルのコトなど色々話し込んでから船室に入りゴロン。
気が付くと周囲は明るくなり始めており、外を見ると何やら見慣れぬ光景が…
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グーグルマップで見た妙な建造物はコレだったのか…

甑島は「上甑」「中甑」「下甑」と別れており、現在上甑と中甑は橋が開通しております。
この建設中の橋「藺牟田瀬戸架橋」は中甑と下甑を繋ぐ橋であり、予定なら今年の完成だったものの、工事が遅れており2年後の2020年の完成を目指して工事が進んでいるとのコトでした。

今回の渡礁はいずれも磯が小さい為、ツーマンセル(二人一組)での渡礁。
チームはワタシと土居さんの「師弟コンビ(笑)」、セトコージさんと渡邊君の「何かやらかしそうなコンビ(爆)」でございます。
最初に沖波止にお一人が渡られ、ワタシと土居さんが二番手になりました。
中甑と下甑の間の水道、「藺牟田瀬戸架橋」を目の前にした磯に渡ります。

それにしても川みたいな流れっすわ…

どうやって船を磯に着けるのかと思ってたら「着けません」
磯際ギリギリに船を流しつつ、タイミングを見計らって磯に降り立つとゆー初めての渡礁方法でした。
一回目はタイミングをミスってしまったものの、二度目のトライで渡礁成功、土居さんも続きます。
その後は何度か船を流しつつタックルを手渡しし、全タックルが磯に渡った時点で船は離れていきます。
こういった渡礁方法もあるんやな…とちょっと感心してしまいました。

磯の左右に川のような流れが存在。
2年前のワタシだったら「コレ無理やん」ってなるシチュエーションですが、今は「メチャ釣れそう♪」と思ってるあたりはそれなりにレベルアップしたってコトですね♪

早速タックルをセッティングしてキャスト開始です。

…で、結論から言うと「スジアラからの反応は皆無」でした。

時間の許す限り磯のあちこちでキャストを繰り返したものの「スジアラらしいバイトやチェイス」すらなく、代わりに正体不明のギラっと光る魚体からのバイトが数度あっただけ。
「ギラっ」の正体について後から内田さんに聞いてみたら「タマンさん(タマミ)」か「ヒラスズキ」だろうとの判断。
確かに言われてみればそんなカンジかもです。

因みに何も捕獲していないかと言えばそーでもなく、南エリアの超定番ターゲット「アカハタ」は数多くキャッチしております!!
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2016年の甑遠征時やその後のナインロック(九州根魚遠征釣行)、フォースロック(四国根魚遠征釣行)とは比較にならない程にアベレージサイズが良く、アカハタ独特、それもグッドサイズアカハタのファイトを心行くまで堪能させて頂きました!!
アカハタは食べても非常に美味であり、お土産用として確保をしていたものの、乱獲になってしまうので2日目は「アカハタキープ禁止令」を発動。
それほどにアカハタからの反応は良かったですね♪

今回、メインで使用したワームは
「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド4.5インチSW」
「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド5インチSW」
「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット5インチSW」
「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット7インチSW」

flash_j_shad45_sw6flash_j_shad5sw_1
flash_j_split5sw_1flash_j_split7sw_1
であり、4インチ以下のワームはほぼ使用しておりませぬ。
…後から考えたら4インチ以下のワームも積極的に使用すべきだったんですが…

4.5インチ~のワームは普段の根魚ゲームでは使用しないサイズばかりですが、あくまでもスジアラ狙いが目的であり、基本的には強アピール・強波動が良いとのコトでしたので大き目のワームを使用しています。
あと、小型のヒットを避ける意味でも大きめのワームを使用してたんですが、それはほとんど無意味でしたね(爆)
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「いや、キミのサイズから考えて7インチを喰うのは間違いでしょ?」と思うようなサイズも大型ワームをガッツリ!!
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今回、バサロシリーズと並行してジグヘッドも多用しております。
フックポイント(針先)が出ているリグの場合、フッキング動作をせずとも針掛かりしてしまうのでオフセットフックなら出来る「バイトスルー」が出来ずに難儀しております…が、よくよく考えると何とも贅沢なハナシですな(爆)

【注】「バイトスルー」とは明らかに本命でない魚からのバイトをフッキングせずにスルー。
そのままゲーム(アクション)を継続して本命からのバイトに備える行為のコトです。

ほとんど大型ワームの使用に終始した今回のナインロックですが、時々は別のルアーをキャストしてたりもします♪
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「マグバイト・ギラメタル30g」
マグバイトから今期リリース予定のボディにブレードが装備されたメタルジグであり、基本的にはリーリングで釣る事を目的としております。
しかしながら、やや幅広のボディ形状はスロージギング的な使い方にも対応出来、今回はアカハタのボトム攻略に使ってみました。
すこぶる反応は良く、「メタルジグをあまり使わない=あまり得意でない」ワタシも非常に良い感触を得ております♪
ただし、今回のナインロックにおいてはサイズを問わずガシガシ釣れてしまうものだから途中から使用を停止しております。
…まぁこれも贅沢なハナシなんですけどね(笑)

スジアラからのシグナルを求めてキャストを繰り返しつつ、ノーバイトのモヤモヤはアカハタに癒してもらいつつ、ゲームは午後2時で終了。

その後は泊まりに適した磯へ移動です。
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セトコージさん達と合流、下甑にある磯に降ろしてもらいます。
因みにセトコージさん達もスジアラ捕獲ならず…で翌日に望みを託します。
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磯の上では昼寝したり、釣りしたり…と自由時間です♪
相変わらずアカハタは良く釣れており、その他にはセトコージさんが正体不明のバイトにラインを切られたりしてます。
ワタシはひたすらにまったりモード。
周囲が暗くなる頃に土居さんがエギで立て続けにアオリイカをゲット♪
そして晩ごはんです。
使い捨てバーベキューコンロを持ち出しての焼肉っす♪

完全に暗くなってからは「クエ」狙いで持って来ていた冷凍サバを投入するセトコージさん。
ここでも正体不明のバイトにブチ切られたようですが、ワタシはすっかりお休みモード(笑)
土居さんも渡邊君も日中の疲れが出たのかいつの間にかテントに潜り込んでましたね。

ワタシはマットを敷いた上に簡易寝袋(緊急用のナイロン袋みたいなヤツ)に潜り込み、雨が降っても良いように顔の部分だけ傘を差し…とゆー超シンプルなスタイルでしたが、正直テントを持って来たほうが良かったと後悔してたり(笑)
…まぁこれも今となっては良い思い出ですね♪

暗くなると海上はウネリが出始め、深夜には四方八方から波が磯を打ち付ける音が聞こえ、何度も目が覚めてしまいました。
事前に「蚊が凄いので対策を万全に!!」とお聞きしてましたが、蚊の襲来は皆無でした。
ただ、「想定外の大波が来て飲まれたらどーしよ?」とゆー不安を感じてたりして(笑)
安全パイを確保しての寝床設置でしたが、それでもセトコージさん達のテントには波飛沫が掛かってきたようで深夜に引っ越し作業してましたね。

 

何だかんだ言いつつも寝不足+日中の疲れで深い眠りに落ち、午前5時過ぎにアラームの音で目が覚めます。
6時頃に迎えに来るとのコトでしたので後片付けをしつつ船を待ちます。

そして6時過ぎに誠豊丸に乗り込み、前日とは違う磯に渡して頂きます。
予想よりもウネリが残っており、2チームとも予定していた磯には上がれず、船長の判断で安全かつ実績のある磯にそれぞれ渡して頂きました。
内田さんは諸事情により2日目は不在でしたが、事前のレクチャーと前日の実釣を脳内で反芻しつつ2日目のゲームスタートです!!

船長曰く、「午後1時頃から回収を始めます」とのコトでしたので実釣のタイムリミットは正午に設定。
やや切り立った磯に四苦八苦する土居さんと共にキャストを開始します…

リグをボトムに着底させれば安定のアカハタ♪
しかし2日目は「アカハタキープ禁止令」を発令しており、グッドサイズのアカハタを多数ゲットするも涙を堪えつつリリースです(笑)
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それにしてもこのエリア一体のアカハタポテンシャルは素晴らしいの一言です。
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魚をつかむ指はすっかりボロボロになり痛みもありますが、相手は文字通りの「命がけ」
それに比べたら指の痛みなど大したコトないっす。
むしろ「傷だらけの指は自分にとっての勲章」的なノリがあったりしますね♪
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そして「時は訪れます」
午前7時半、ひとしきり歩ける部分は歩き、キャストを繰り返し、自分なりに「ココだな…」と思うスポットを3カ所見つけました。
その内の1つでキャスト。
リグ&ワームが見えるか見えないかまで浮上&接近したそのすぐ後ろに黒く大きな魚体が猛然とアタック、そして強烈なバイトと共に猛烈なファイトが開始されます!!

 

 


 

 

ロッドはパゴス矢野駅前店スタッフ「ブリトリー酒田」に組んでもらったオリジナルロッド。
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(手前はゼナック・スナイプS86XXロングキャスト)
ブランクはマグナムクラフトの「アカメリミテッド9890」を使用しております。
名前こそ「アカメ」ですが、酒田を始め多くのアングラーが瀬戸内でのブリ狙いに使用しているブランクであり、その強度と扱いやすさには定評があります。

勘違いされてる方も多いのですが、基本的に魚との出会いは一期一会。
1日キャストし続けても本命に出会えない…ってコトもザラです。
更に、まだまだ未知の部分が多いゲームの場合、いかに気力・体力を保ちつつキャストを繰り返せるか?が非常に重要だったりします。
その為、タックルバランスは超絶に重要であるとワタシは確信しており、そのタックルがどんなに強靭であったとしてもヒットに至るまでの「間」を持たせることが出来ないのであれば意味が無いと判断しております。

ワタシが酒田に
「スナイプのパワーアップ版的なノリで対スジアラ用ロッドが組めん?」
「出来るだけ軽快に扱え、更にバランスにも細かい条件があるんだけど…」
と打診した時、迷わずこのブランクを出してきたので私も迷わずそれに決定。
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可能な限りショアジギテイストを排除してもらうべく、グリップ周りはスナイプS86XXロングキャストの形状にしてもらいました。
ガイドセッティングは酒田にお任せですが、こちらも「RGガイドモデル」のセッティングを依頼しております。
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PEラインは最大5号、リーダーは最大80lbクラスを使用する前提のガイド径を酒田にチョイスしてもらいました。
(基本的にPEは3号、リーダーは40lbクラスを使うつもりなんだけどね)
数々のメーター・10キロクラスのブリを仕留めてきたブランクだと分かっているだけに絶対的な安心感があり、今回もドラグはフルロック。
そして「来るべき時」にはフルパワーファイトをするつもりでした。

そして遂にその時が来たワケです。

 

 


 

 

瀬に突っ込まれないようひたすらに耐えつつ、スキあらばポンピングで寄せに掛かります。
脳内は完全に「スジアラ」だと確信しており、とにかく「獲る」コトに全力を注ぎこみます。
そして足元で魚がひるがえる…

「アレ???」

これまで四国で2度対峙した見覚えのある魚体…

「タマンさんや!!」

スジアラではない落胆が無かったワケではありませんが、サイズは過去最大級であり足元に寄ってきてからも猛烈に抵抗します。
土居さんは岩の向こうにいるのでサポートしてもらうコトは出来ませんが、タモは手元にあるので動きが鈍ってきたタイミングでランディングに移行。
最後の力を振り絞るかのように抵抗するタマンさんでしたが、この魚は意外とバテやすく海面に横になった瞬間を見計らって一撃でネットイン♪
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「タマン(ハマフエフキ)」

タマンさんの自己記録更新です♪
家に持ち帰り、解体する時に測ったらサイズはちょうど70cmでした。
タマンさんは正式には「ハマフエフキ」という魚であり、多くの地域で「タマミ」と呼ばれております。
「タマン」は主に沖縄方面での呼称なのですが、ワタシが初めてこの魚を釣った時に「タマン」を連呼したので現在もそのままタマンと呼んでおります。
「さん付け」に関しては、この魚のサイズと面構えから「さん付けが適当ですな」と判断し「タマンさん」と呼んでたりします(笑)

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ワームは「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド4.5インチSW」のレッド/ゴールド
ジグヘッドは「ゼスタ・タッチダウンストロング」の42g、フックサイズは#5/0
今回、多用したカラー「レッド/ゴールド」は急に思い立ってフィッシュアローさんに用立てて頂いたのですが、2日を通じて安定した威力を発揮してくれました!!
14本命ではなく悔しさは確かにあります。
…が、同時に「磯のダンプカー」とも言われるタマンさんの自己記録を更新した嬉しさも感じております♪
そして酒田に組んでもらったロッドが最高のパフォーマンスを発揮しましたしね^^

激闘を制し、周囲は再び平穏さを取り戻します。
アカハタは…相変わらず釣れますね♪

ふと見たら土居さんは磯の斜面でグースカ。
ワタシもつられてグースカ。
そして目が覚めたら土居さんはゲーム再開、それに続きワタシもゲーム再開です。

 

タイムリミットまであとわずか…
今回もスジアラは姿を見せないのか?
昨日よりも状況は確実に良いハズなのに…

 

そんなコトを思いつつ、キャストを繰り返すワタシの背後で土居さんの大声!!
それも今まで聞いた事の無い声量で
「スジアラです!!!!!」
見たらロッドが大きく曲がっており、少し離れた位置に立ってるものの、その表情は今まで見た事の無い緊迫感に包まれてます。

タモを手に急いで土居さんの元に向かい、足元を見たらデカいスジアラが…!!
一撃でタモ入れに成功し、我々の足元にその魚体が横たわります…

「正真正銘のスジアラですわ…それもデカい…」

 

 


 

 

土居さんもワタシもしばし放心。
しばらくしてブツ持ち写真を撮るべく準備して魚を持ち上げようとした瞬間に魚が暴れ、こともあろうかミノーのフックの1本が土居さんの右手小指にブスリ…
魚を寝かせて確認したらバーブ(カエシ)まで刺さってますわ…
幸いにも刺さったのはトリプルフックの1本だけ。
今までならペンチでぐりぐりして抜くトコロですが、非常に痛いばかりか中々抜けないんですよね。
そこで動画で拝見したフックの抜き方を思い出しつつ実践してみるコトに。

刺さったフックの根元にPEラインを結び、土居さんは左手でフックを固定。
ワタシはPEラインを一気に引っ張る係です。
…自分に刺さったフックならまだしも、他人に刺さったフックを自分が抜くのは思いっきり気が引けますわ…
更にフックを抜く動画は何度か見ただけで実際に試したことはありませぬ。
土居さんには「痛かったらゴメン」と先に謝っといて…瞬間的にラインを引いたら予想外にあっさりとフックが抜けました♪
土居さんへのダメージも軽微であり、血を絞り出した後にサビオ(バンドエイドの事ね)をきつく巻いて処置は完了です。
いやはや、動画見といて良かったですわ♪

 

 


 

 

…で気を取り直して撮影再開です。
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「スジアラ」
今回の我々の最大の目標であり、現在我々が最も情熱を燃やすターゲット…
サイズはきっちりと計測して63cm
サイズはもとより、パンパンのお腹がヤバいっすわ…
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ヒットルアーはミノープラグ。
タックルは…
ロッドが「アブ・ソルティーステージKR-X KIZIHATA SXKS-912HF-KR」
リールが「ダイワ・13セルテート3012H」
ラインは「よつあみ・リアルスポーツGソウルアップグレードPE X8 1.5号」

そう、まんまアコウ(キジハタ)狙いのちょっとだけヘビーセッティングです。
ワタシはファイトシーンこそ見てませんでしたが、土居さんの話と表情、興奮度合いを見聞きするだけで凄まじいファイトだったことは容易に想像できます。
実際、何度も「切られる」と覚悟し、何度もストラクチャーに突っ込もうとしたみたいですが、ラインは切られず&ストラクチャーに完全に突っ込まれる事もなく…でキャッチに至っております。
「運が良かった」とも言えなくはありませんが、土居さんの対処が間違っていなかったという証明でもあり、兎にも角にも「ナイスフィッシュ!!!!!!」の一言に尽きます。

こめかみにピックを刺して動きを止め、次にエラとその付近の膜をカットして放血、更に尾びれ付近をカットして神経〆、海水につけて血が出なくなったらクーラーにINでスジアラ捕獲劇は無事終了です♪

ワタシは生粋のアングラーであり、なんだかんだ言いながらも負けず嫌いです。
よって土居さんがスジアラ捕獲に成功したのを目の当たりにして「悔しい…」という想いが出るかと自分でも思ってましたが、全くそんなコトは無く、ワタシ自身が釣ったかのように嬉しかったですね♪
実際、全ての処理が終わった後、土居さんに握手を求めたくらいですし(爆)
後にも先にも同行者に握手を求めたのは初めてですわ。

「土居さん、本当におめでとう!!」

これでワタシはセトコージさんに続き、土居さんも追いかけなくてはならなくなりましたわ(笑)

 

スジアラ捕獲劇が閉幕した時点で正午を回りました。
時合の到来を感じつつも後片付けを開始し、少しだけ空いた時間をキャストに費やします。
…が、二度目のドラマは起こらず…でストップフィッシング。

2日に渡って展開されたナインロックin甑島は幕を閉じるコトとなりました。
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別の磯に上がっていたセトコージさん達、残念ながらスジアラは捕獲ならず…でしたが、数々の魚と数々の思い出をゲットしてました♪
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特に渡邊君は初めてのナインロック、初めての魚種捕獲などなど良い経験と思い出が出来たハズ。
いやはや、アツい2日間でした♪

 

帰りの船はいつの間にかバタンキュー。
気が付くと「串木野港」に戻っておりました。
港には内田さんが出迎えてくれ、片付けをしながら釣果報告や談笑の後、帰路につきます。

内田さん、中村船長、そして甑島、本当にありがとうございました!!
年内に「必ず」再訪しますのでその時は再びヨロシクです!!

 

 


 

 

 

ココで今回の遠征旅費(交通費)や釣り場での飲食について…

 

【旅費】
■渡船料金:16,000円(2日間・瀬泊まり・一人当たり)
■高速料金:18,000円(三次~串木野往復)
■ガソリン代:15,000円

渡船料金は一人当たりの金額ですが、高速料金とガソリン代は4人でワリカン。
ワリカンしたら一人8,000円強となりますが、車を出してくれたセトコージさんに残り3人が10,000円ずつ支払っております。
…ってコトで渡船料金+高速料金は一人26,000円。
これに食料や飲み物代が別途必要となりますが、贅沢しなければ約30,000円で甑島まで遠征して2日間ガッツリ釣りが出来ます♪

 

【飲食】
ワタシはジュース系は一切買わず、ミネラルウォーター複数本とお茶1本だけで持って行きました。
その代わりポカリスエットの粉末を用意しており、時々溶かして飲んでいます。
溶かして飲む系の粉末は探せば色々な種類がありますし、場所をとらないので結構オススメっす♪
お茶はウーロン茶や緑茶などの「濃い系」がオススメ。
これって飲むだけでなく、手を洗うのに使うと魚臭さが抜けたり、カテキンによる抗菌作用があったり…といった効果があります。
また、タオルに軽く含ませて顔を拭くと水よりもスッキリさっぱりするのでオススメです♪

ご飯に関してはお米が食べたかったので今回、「サタケ」のマジックライスシリーズを持って行きました。
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コレは一旦炊いたご飯を乾燥させており、軽量で常温での長期保存が可能。
食べる時はお湯(または水)を注いで待つだけでご飯状態に戻るのでそれを食すワケっす。
こういった手合いのごはんって「マズイ」のを我慢しつつ食べる…といった印象でしたが、このシリーズは正直美味かったですね♪
因みに個人的オススメは「ドライカレー」っす^^
使用する水も少な目(約160ml)なので沸かすとしても時間が掛かりません。
唯一「お湯を注いでから15分待たなければならない」のが腹ペコのワタシには苦痛でした(笑)

夜はお肉を持ち込んでのバーベキューでしたが、そういったこだわりが無いのであればレトルト系やインスタント系が安上がりなので良いかと思います。
インスタントと言えども、釣り場で食べると格別です!!

他にはウィダーインや速攻元気などのゼリー系飲料を釣りの最中に口にしたり、ビーフジャーキーやあたりめなどをカジったり…してましたね♪
基本的に釣りに集中すると食事を忘れてしまいがちになりますので手早く口に出来て場所を取らないものを用意しておくのが良いかと思います。

移動中にコンビニなどに立ち寄っての食料調達は何かと不要なモノを買ってしまうし、何より整理できずにクーラーの中でかさばったりするので出発前に必要なものだけを熟慮しつつ購入するのがオススメです。
今回は移動時の時間的余裕が無かったせいもあり、各メンバーには事前に食料と飲み物の調達を依頼していましたが、結果オーライでしたね♪

 

 


 

 

遠征は非日常との遭遇であり、良い面もあれば悪い面もあります。
少しでも「良い面」を際立たせるために、しっかり下準備を行ない、綿密なプランニングをするワケですが、自然が相手なのでこちらの思惑通りにハナシが進むとは限りませぬ。
故にエリアに熟知した方々のサポートは必須であり、今回は内田さんと中村船長にそれをお願いしました。
お二方には重ね重ね感謝申し上げます。

天気に関しては当初は土曜日だけのワンデイ釣行になる可能性が高かったのですが、良い意味で天気が変化したので結果的に2日間とも釣り日和の中でガッツリ釣りをするコトが出来ました。

魚に関しても甑島の魚影の濃さをまざまざと見せつけられ、最後の最後で大本命の姿を拝むコトが出来、今回の遠征は大成功と言っても過言でない内容で終える事が出来ました。
…ホントはワタシがスジアラ釣る予定だったんだけどね(爆)
次の釣行では必ず…

 

帰りも運転を交代しつつ高速をひた走り、日付が変わる前に集合場所となっていたセトコージさん宅に到着。
確保した魚を分配して各自家路につきます。

セトコージさん、土居さん、渡邊君、本当にお疲れ様でした!!
次回は7月のフォースロック(四国根魚遠征釣行)ですね♪
各自準備は抜かりなくお願いします!!

 

長くなりましたが、以上で「ナインロックin甑島」の報告を終了させて頂きます。

 

…尚、使用したリグやワームについては追記事項があるのですが、長くなる(笑)ので別ブログを構築し、近日公開します。
宜しければそちらもご覧下さいませ♪

 


 

【タックル】

■ロッド:【マグナムクラフト】アカメリミテッド9890「対スジアラ仕様オリジナル」
■リール:【ダイワ】16セルテートHD3500
■ライン:【よつあみ】リアルスポーツGソウルアップグレードPE X8「3号」
■リーダー:【よつあみ】ガリスFCアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング「41lb」
■スナップ:【スタジオオーシャンマーク】オオタガレージ オーシャンスナップ「OS3」

■ロッド:【ゼナック】スナイプS86XXロングキャスト「RGガイドモデル」
■リール:【ダイワ】13セルテート3012H
■ライン:【よつあみ】リアルスポーツGソウルアップグレードPE X8「1.5号」
■リーダー:【よつあみ】ガリスFCアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング「30lb」
■スナップ:【スタジオオーシャンマーク】オオタガレージ オーシャンスナップ「OS3S」

■リグ:【マグバイト】エクストリームスイミングリグ「バサロHD」40g
■フック:【デコイ】キロフックマグナム「モンスターオフセット」#6/0・#8/0
■フック:【マグバイト】アッパーカットオフセット「#2/0・#3/0」 

■ジグヘッド:【ゼスタ】タッチダウンストロング「35g/42g」

■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド4.5インチSW
■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド5インチSW「ヒラメ・マゴチスペシャル」
■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJスプリット5インチSW
■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJスプリット7インチSW
■ワーム:【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド4インチSW
■ワーム:【マグバイト】スナッチバイトシャッド4インチ

■メタルジグ:【マグバイト】ギラメタル「30gプロト」

■アイウェア(移動時):【アイガン】ウィズドライブ・NAIGHT&DAY WD2-1001-2
■アイウェア(実釣時):【ストームライダー】スポーツカーブ2 SR-009P-2
■アイウェア(乗船時):【boarding ring】ボーディングリング(酔い止めメガネ)
■ライフジャケット:【サブロック】ヴィーワンベスト「マルチカムブラック」
■フットウェア:【シマノ】ドライシールド ジオロックカットラバーピンフェルトシューズ「FS-155J」
■リリースツール:【Bends Mender】ベンズメンダー「パゴスチューンモデル」
■キープツール:【ドレス】フローティングスカリ +PLUS「Lサイズ」
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