バンダナブログ 「プラクティス メイクス パーフェクト(継続は力なり)」

広島のリサイクルフィッシングショップ「パゴス」のスタッフである「伊藤孝晃(バンダナ)」の個人ブログです。 釣行記・製品情報・雑記を書きつづってまいります♪

大型ワームのセッティングを考えてみた(バンダナ雑記)

【フィッシュアロー】フラッシュJスプリット5インチSW
【フィッシュアロー】フラッシュJスプリット7インチSW

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【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド4.5インチSW
【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド5インチSW

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いずれもフラッシュJシリーズの中でも特に大型であり、主にタチウオやフラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)での使用を前提として販売されております。
その特徴は圧倒的な存在感とアピール力です。
ワタシはこれら大型フラッシュJシリーズが「根魚ゲームに使えるのでは?」と常々考えてきました。
特に50cmでも幼魚として扱われる種類の根魚にとってはこのサイズでも「一口丸飲みサイズ」であることはほぼ間違いありません。
ただし「見ただけ」や「少し使っただけ」、「何匹か釣っただけ」で結論付けるのはあまりに早計。
そこで四国・九州への遠征釣行では常にこれら大型のフラッシュJシリーズを持ち込み、試行錯誤を続けています。
「絶対に効くハズ…」という確信めいたモノを胸に抱きつつ…

ただ、実際にゲームを続けて行く中で「大型ワーム=大型根魚」の図式が必ずしも当てはまらないコトに気が付き始めております。
最も釣行回数の多い島根・山陰エリアの「アコウ(キジハタ)」に関しては3インチが圧倒的に威力を発揮します。
最近積極的に通っている南エリア(四国・九州)での「アカハタ」や「オオモンハタ」は4インチがベストだと判断しております。
そして2017年最大の目標である「スジアラ」に関しても捕獲orバイトに持ち込んだ時の使用サイズは全て4インチだったという事実があります。

そう考えると「大型の根魚を狙う場合でも中~小型のワームを使うのが良いのでは?」という判断になるのですが、いかんせん釣行回数が少なく、まだまだ検証不足の感は否めませぬ。
また、4インチクラスのワームで捕獲したのは自分も仲間も含めていずれも「中型~小型」に属するサイズがメインですしね。
(その中~小型サイズでも猛烈なバイトとファイトに度肝を抜かれたワケですが♪)
個人的には「大型ワームの可能性」についてはこれからも模索していきたいと考えており、数年単位のスパンで大型ワームの検証を続けていくつもりです。

 

その大型ワームですが、セッティングが何気に悩みのタネだったりします。
ジグヘッドでの使用であれば「デコイ・S.G.ヘッドヘビーシリーズ」等の大型ジグヘッドに刺すだけなんでそこまで神経を使う必要が無かったりするんですが、自分の場合は「マグバイト・バサロシリーズ」にセットして使いたいので必然的に「オフセットフック」が必要となります。
しかしながら、ワームもそれに合うであろうフックも普段使う事のないサイズなのでどういったセッティングが最適なバランスなのかいまいち掴み切れておりませんでした。
2017年の春に「フラッシュJスプリット7インチSW」を初めて使用した時は以下のセッティングにしていました。
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ジギングで使用するアシストフックをメイン+サポートフックとして使用し、ヘッドバイト&ボディバイトの両方をフッキングさせてやろーとゆー算段っす。

このセッティングは非常に面倒で更に最重要であるワームの動きが悪くなるというデメリットもありました。
更にキャスト時にアシストフックがラインに絡むコトも多く、トドメは正体不明の魚が何度かド派手にバイトしてきたにも関わらず、全くフッキングしなかったとゆー…
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そんな紆余曲折を経て現在は「シンプルイズベスト」の原点に立ち戻っており、オフセットフックのみ…というセッティングに落ち着いております♪
そのフックも色々なメーカーさんのフックを実際にセットしてようやく「これだ!!」と思えるフックに出会う事が出来ました。

 

 

「デコイ キロフックマグナム ワーム26」
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ワタシはワームのサイズや形状に合わせてフックを細かく変更してたりしますが、現時点ではフラッシュJシリーズの4.5インチ以上に関してはこの「#6/0」のみを使用しております。
キロフックマグナムシリーズには「#8/0」や「#10/0」といった文字通りマグナムサイズもラインナップされており、ワタシ自身も各サイズ持っておりますが現時点では「#6/0」のみで十分対応出来るとの判断を下しております。
直接手にして頂けたらお分かり頂けますがこのフックはヘビーワイヤーを使用しており非常に頑丈!!
これで伸ばされるコトは「多分」無いと思いますが、もし伸ばされるコトがあれば…その時に対応を考えます(笑)

 

 

セッティングにおいてもう一つ憂慮すべき点は「ワームの破損」
■魚を何匹か釣るとワームは確実に破損します。
■フグなどのワームクラッシャーの攻撃でもワームは壊されます。

これに関してはある意味「仕方なし」とワタシは考えておりますが、これ以外にも「キャスティングの繰り返し」によってもワームは破損します。
■キャストの繰り返しによるワームの破損
フルキャストを繰り返した場合、ターゲットやワームクラッシャーのアタックが無くともキャストの衝撃や着水の衝撃で徐々にフックが通っているワームの頭部分やボディ中央部が破損します。
特に使用するリグのウエイトが重くなればなる程、ワームが大きくなればなる程にキャスティングによるワームの破損が際立ちます。
実際、ワタシが2017年の春にフィッシュアローさんから頂いた「フラッシュJスプリット5インチ・7インチ」のプロトモデルはバサロHDの40g・60gにセットしてキャストを繰り返しておりましたが際立った釣果を得るコトが出来ないままキャスティングと着水の衝撃によって次々と破損していきました…
ただし、あくまで想定外のヘビーウエイトリグによるフルキャストの繰り返しによって起こった破損ですので誤解なきよう…
それでも当時は「プロトで数が少ない=貴重なワーム」達が破損していく現状を目の当たりにして「対策の必要性」を強く感じたのは言うまでもありません。

 

使えなくなったワーム達を前に「ワームの破損を少しでも軽減させるにはどうすれば良いのか?」を考え、様々な案を試してみました。
そして「現時点での答え」がようやく見えてきました…

【デコイ】ワームホルダー・スプリングタイプ「WH-02」
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※パゴスでの取り扱いは行なっておりませんのでお近くのショップさんでご購入下さい。
このアイテム、見てお分かりの通りスプリングになっており、コレをワームにネジ込んで補強を図ります。
ネジ込む箇所はワームの顔の部分。
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ワームによっては頭の先端(鼻っ面)から横方向にスプリングをネジ込むコトがありますが、フラッシュJシリーズの場合は頭部の下面から縦方向にネジ込むほうが圧倒的に簡単です♪

…ではセット方法をご説明させて頂きます…

先ず最初にオフセットフックがワームのどの個所を通るかを確認してください。
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最初にフックを抜く部分(黄色点線部)にスプリングをセットします。
フラッシュJシリーズは目玉が付いておりますのでそれを目安にすると作業効率が上がります。
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フックのサイズや種類によってワームホルダーをネジ込む位置が微妙に変わりますので先にフックをワームに当ててドコにネジ込めばいいかをしっかり確認してから本作業に取り掛かって下さい。

ワームホルダーをワームの下から上に向けてなるだけ垂直にネジ込みます。
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初めてセットする場合、感覚が分かりにくいので使い古したワーム等で練習してから本番に臨むのがグーっす♪
「そろそろ貫通しそう…」ってトコロでネジ込むのを止め、余分な部分はニッパーでカットして下さい。
(ワームホルダー1本で複数のワームにセットする事が可能です)

ワームホルダーのセットが完了したら後は釣り場でフックをセットするだけ。
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フックはスプリングの隙間に通すようにしてあとは普通のオフセットフックのセッティングを施すだけです。
スプリング部分を通す際に少し違和感があるかもですが、これも慣れたらスムーズにセッティング出来ます♪

尚、フックをセットすると抜くのが難しいので一旦セットしたらワームが壊れるか針先が曲がるかするまで使い続けるのが良いかと思います。
色やワームのサイズを変える時はフックごと交換するって寸法です♪

オフセットフックによるワームセットで最も破損するのはフックが通るワームの顔とボディ中央部。
顔の部分のフック穴が大きくなるにつれ、フックズレも頻繁に起こるようになります。
そうなるとワーム中央部に刺したフック部分も頻繁にズレて、結果的にその部分の破損も拡大するコトになります。
しかしこのワームホルダーをセットしてると破損の軽減はもちろん、ワームフックのズレも抑制するので、結果的にワーム全体の破損を軽減させることが出来ます。

このワームホルダーはマジでオススメっす!!
因みに「キロフックマグナム」に対応するワームホルダーのサイズは「Lサイズ」です!!

シンプルなオフセットセッティング+ワームホルダーでワームの破損を大幅に軽減するコトが実現できたので心置きなくヘビーウエイトリグでのフルキャストが出来るようになりました。
また、シンプルなセッティングであるからこそ想定外の大型との対峙でも安心して対応出来るのでは?とも思っております。
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このブログを書いてる現在(2017年10月中旬)、スジアラなどの大型根魚を狙うシーズンとしては終盤に差し掛かっております。
水温が徐々に…でも確実に下がり始めており、特に温水系の根魚ゲームに関しては「終わり」を意識せざるを得ない状況です。
しかしながら情報によるとエリアによっては11月でも捕獲可能とのコトなので2017シーズンはまだまだ諦めておりませぬ♪

スジアラをはじめとした大型根魚ゲームに関してはロッド・リール・ライン・リグ・ワーム・メソッド・魚とのやり取り…の全てが現時点では手探り状態です。
おぼろげながら見えてきた部分もありますが、自分なりの確立にはまだまだ時間が掛かるのが必至です。
「だからこそ燃える」ワケですけどね♪

今後も試行錯誤を繰り返し、時には間違ったコトもやりつつ(笑)、「夢」を追い求めていきたいと思います。


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