バンダナブログ 「プラクティス メイクス パーフェクト(継続は力なり)」

広島のリサイクルフィッシングショップ「パゴス」のスタッフである「伊藤孝晃(バンダナ)」の個人ブログです。 釣行記・製品情報・雑記を書きつづってまいります♪

根魚釣行2017「夢」(釣行記)

6月24日にフォースロック(四国根魚遠征釣行)に行ってきました。

本来は長崎離島への遠征釣行を予定しておりましたが、荒天の予報により中止…
「なら山陰でアコウ(キジハタ)を狙おう」と思ってた矢先、釣友であり今回の遠征釣行に誘ってくれたセトコージさんが「四国に行くよ」って言ったのでそれに便乗させてもらう事に♪
同じく遠征メンバーの土居さんに連絡したら「行きます♪」ってコトでしたので3人で四国入りした次第でございます。

今回「も」大本命は「スジアラ」であり、その他に「アカハタ」「オオモンハタ」も本命のターゲットとなります。

 


 

2017年になってから6月までにスジアラを大本命としたフォースロックは2回、ナインロック(九州根魚遠征釣行)も2回展開しておりますが、そのいずれも非常に厳しい展開を強いられております。
スジアラに関しては全くかすりもしない状況であり、4月に行った薩摩硫黄島で「バラハタ」の捕獲に成功したのが最大の釣果でございます。
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釣れない原因はいくつか考えられますが、最大の原因は「水温の低さ」を我々は考えております。
…とはいえ、ワタシのホームである「島根・山陰エリア」の水温とは比較にならない程に高水温であり、それ故に「釣れるんじゃね?」と思ってる部分が未だにあるんですけどね(笑)
しかし、そのエリアの月別水温変動をみると確実に低いワケで、それが釣れない大きな要因ではないか?と遠征を4回行った時点で強く感じるようになったんです。
…それでも「(この水温なら)釣れるんじゃね?」と思って「ついつい」足を運んでしまうんですが(爆)
四国や九州の南エリアにおいて水温に強く影響を及ぼす海流は皆さんもご存知の通り「黒潮」です。
これまで黒潮は遥か沖合を流れておりました…が、6月中旬以降ようやく沿岸部に影響を及ぼすレベルで近づいてきました。
今回のフォースロックはそのタイミングでの遠征。
大きな期待と大きな不安の両方を抱えつつ、しまなみ海道を渡り、四国を南下します。

 


 

今回は「も」高知県は幡多郡大月町柏島からの出撃です♪
渡船は「大黒屋渡船さん」を利用しております。
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天気は良くない…との予報である程度の降雨を覚悟しておりましたが、最終的に曇天、時々雨パラパラといった感じ。
海況もベタ凪ではありませんが、荒れてもいないといった感じ。
要するに「絶好の釣り日和」でした♪
また、今回は場所も渡船の段取りも全てセトコージさん任せでかなり楽をさせて頂いております♪

ヘッドライトの必要がない位に周囲が明るくなった時点で出港、釣り場に向け船は進みます。
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渡礁したエリアは港から10分程度の沖にある比較的大きな島。
この島は過去にセトコージさんがスジアラを捕獲した場所であり「確実に大本命がいた」という事実は我々に大きな期待を持たせてくれます。

渡礁後、せっせとタックルを準備して順次ゲームスタートです。

セトコージさん以外はスジアラを釣ったコトが無いワケで文字通りの「試行錯誤」の釣りを強いられるコトとなります。
アタリかハズレかも分からない状況でのゲームは精神を圧迫していきます…が、黒潮の接岸と共に「彼ら」の動きも活発化しており、まずは捕獲確立の高いグルーパー(ハタ)類を狙ってみました。
そしてそれぞれの魚種をそれぞれ個別の狙い方で「狙って獲る」コトに成功!!
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「オオモンハタ」「アカハタ」
前回のフォースロックでは南エリアの定番ターゲットとも言えるアカハタすら釣る事が出来ず、磯から上がって立ち寄った港でどうにかこうにかオオモンハタを釣った…とゆーいきさつがあります(ワタシはオオモンさんすら釣ってませんが…)
しかし、今回は意識してオオモンハタ・アカハタを狙って獲る事が出来ております。
「釣れる」と「釣れない」はアングラーのメンタルにとてつもなく大きな影響を与えるのは言うまでもありません♪

本命の魚を手にしたコトでメンタル面に余裕が出来、いよいよ本格的に大本命「スジアラ」を獲るべく試行錯誤を再開。
それにしてもワームのサイズや形状、アクションのパターンやレンジ…組み合わせのパターンは非常に多く、そのどれが正解かが全く分かりません。
…もしかしたら全てハズレなのかも…
そもそも、「バサロ」のスイミングにスジアラが喰ってくるのかすらも分かりません。
ワタシが知る限りバサロでスジアラを釣ったという話は皆無。
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唯一、先日行ったナインロック(九州根魚遠征釣行)でスジアラに近い種類とされる「バラハタ」をバサロで捕獲しており、それが自分にとって数少ない希望の光だったりします。

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もう一つの「希望の光」は前の週に山陰でアコウ(キジハタ)を爆釣したコト。
⇒ https://bandana0082.net/?p=3653
この釣行では「非常に良い流れ」を感じ取っており、その余韻が残る中で今回のフォースロックを敢行、「ナニか起きそうな予感」を少なからず感じていたのも事実です^^

…実際この日は「神降臨」を再び目の当たりにするコトになります…

セトコージさん曰く「もっと潮がガンガン通って(流れて)欲しい…」とのコト。
確かにスジアラ獲りに精通した方や実際に獲った方にお話しを聞くと獲った場所に関わらず「潮の流れ」が重要なキーであるコトに気付かされます。
この日は確かに潮は動いているものの、ガンガン通って(流れて)いるとは言い難い状況。
それをセトコージさんは不安視してるよーです。

時折、スジアラ狙いからオオモン&アカハタ狙いにシフトしながら各自それぞれの釣りを展開。
アカハタ狙いに関して苦手意識を持つ土居さんもこの日何度もロッドを曲げております♪
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最初こそ根に入られたり苦戦しておりましたが、途中から対処法を会得したようです。
また「アカハタの狙い方」についても少しずつ…でも確実に理解してきてます♪

 


 

バンダナブログ内では何度も言っておりますが「アコウ(キジハタ)」「オオモンハタ」「アカハタ」は同じグルーパー(ハタ)系の魚ですが、狙い方は大きく異なります。
要するに「3種類の魚が同じエリアにいてもそれぞれの釣り分けが可能」ってコトです♪
この件に関してはエコギアの折本さんが出演しておられる動画でも大きく触れられており、その考え方についてはワタシも大いに同意させて頂きます♪

かなり長い(失礼)動画ですが、「ハタ類の釣り分け」について触れられてる部分の多い動画ですので是非チェックしてみて下さい♪

 


 

 

因みに土居さんもワタシも「バサロ」を用いてアカハタを獲っておりますが、ぶっちゃけますと「アカハタ獲りに徹する場合」は無理にバサロを使う必要はありません。
理由ですが、アカハタはスイミングよりも「いかにボトムをきっちり取りながら細かくトレース出来るか」が大きなキモであり、バサロ本来の使用目的である「スイミング」の真価が発揮しにくい魚であるからです。
…ただし、これは経験則ですが大型のアカハタを狙って獲る場合にはスイミングメソッドが有効ですので小型アカハタを避けつつ大型アカハタ獲りしたい方は是非スイミングメソッドも展開してみて下さい!!
尚、最近大注目の「フリリグ(フリーリグ)」や根魚狙いの超定番「テキサスリグ」「ダウンショットリグ」がアカハタ狙いに最適なリグです♪
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(写真は土居さんのFBから拝借しております♪)

 

そして「その時」は突然訪れます…

コトの始まりはベース(スタート地点)に戻ってきた土居さんの一言から始まります。
「何かよく分からないモノに切られました」
土居さん、あまり感情を顔に出さない(失礼)方なのでその言葉や戻ってくるときの動作には特に緊迫感や興奮といったものは感じ取れませんでした。
しかし、今回に限ってはその言葉が妙に引っ掛かったので土居さんがキャストしてたであろうスポット付近に移動してキャストしてみる事に。
そのエリアは偏光グラス無しでも点在する瀬が見える場所であり、ボトムを意識すればするほどに根掛かりの確率がハネ上がる厄介なエリアでございます。

そこでボトム着底させない「完全なるスイミングメソッド」を展開。
イメージ的にはリグをピックアップ回収する時の動作です。
ロッドを下向きに構えてロッドを動かすことなくリーリングのみでリグを動かす…そんなやり方。
時々はリーリングを止めてリグをある程度フォールさせるものの、完全にボトムに着底させることはなく、常にリグが動いている状態です。
点在する瀬の際スレスレを通すイメージでキャスト&アクションを繰り返します。

…その数投目に何の前触れもなく「ズッドーーン!!」とバイト。
フッキング動作に移行するとほぼ同時のタイミングでドラグが鳴り出しリールからラインが引き出されていきます。

ワタクシ、基本的にドラグはフルロック状態でありこれまで数多くのグッドサイズの根魚を獲ってきましたが有無を言わさずラインを引きずり出された経験が無かったりします。
特に今期から使わせて頂いている「YTフュージョン・ハイパーロックドラグワッシャー」でドラグ強化を施してからは魚とのやり取りで1ミリもドラグを出しておりませぬ。
…釣り終了後に緩めたドラグをそのまま次の釣りで調整する事無く使ってドラグがジャーって出る事は時々ありますが(笑)
因みにドラグ強化する前でもランカーサイズのアコウ(キジハタ)を掛けてようやく「ジリッ、ジリッ」とラインが出る程度。
そこまで強化&調整したドラグからいともたやすくラインが引き出されていく…

瞬時に脳内は「スジアラや!!!!!!」と確信し完全戦闘モードに移行。
スジアラを掛けても獲れない最大の原因は「根ズレ(瀬ズレ)によるラインブレイク」であるコトはスジアラ捕獲経験者たちから聞かされておりましたので根ズレ(瀬ズレ)しないよう祈りつつ、瀬をかわすようにロッドを倒しつつパワーポンピングで寄せにかかります。
時折、何かに擦れる感触があった時はラインを一時的に緩めてラインブレイクを回避しつつ再びパワーファイトを再開…
…なんだか冷静に対処してるよーに書いてますが「人間さんに全く余裕なしの心臓バックバクファイトです(爆)」
オマケにセトコージさんも土居さんも見えない位置におり、タモは背後のかなり離れた岩に立てかけております…
タモは絶対必要だがどうやって取りに行くべーか?

猛烈なファイトは終盤に差し掛かりいよいよ姿が見える…あれ?
「ナンだコレは???」
脳内クエスチョンマークだらけになった魚体。
体高があり黒い魚体。
それが目の前でヒラを打った瞬間に正体が判明。
「タマンや!!!」
ありがたいことに一旦水上に顔を出すと意外な程に大人しくなったタマンさん(笑)
それでもいつ再び大暴れするか分からないので慎重に後ろの岩に移り、更に後ろの岩に立てかけてるタモを手にします。
そして一撃でタモ入れ完了♪
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「ハマフエフキ」
人生初フィッシュ+バサロ初フィッシュでございます!!
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リグは「マグバイト・バサロHD40gのオレキン」
ワームは「マグバイト・スナッチバイトシャッド4インチのキンハライワシ」

この魚の正式名称は「ハマフエフキ」であり、その名の通りフエフキダイの仲間です。
大型になる個体でメートル級にまで大きくなるらしい…
更に体高のある魚共通の特徴ともいえる「爆発的なファイト」を見せる事からそのファイトに魅せられて専門で狙う方もおられます。
更に更に「フランスパン」をエサにした釣り方もある変わった魚でもあります。
温水系の魚で沖縄方面では「タマン」、四国方面では「タマミ」と呼ばれます。
ワタシはこれまでこの魚との接点は本やネットのみであり、その中で「タマン」と呼称されていたのを強く記憶しており、魚体を見た瞬間に「タマン」という名前が浮かんでおります♪
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フォースロック、ナインロックの際にはパゴス矢野駅前店スタッフ「ブリトリー酒田」から借りてるショアジギロッドをいつも持っていきますが今回はスナイプで獲る事に成功。
頭のどこかでは常に「根魚は根魚専用ロッドで獲りたい」という意識があり、今回もショアジギロッドをセッティングする事無くスナイプを握っておりました。
タマンさんは根魚ではありませんが、それでもスナイプで獲る事が出来たのはメッチャ嬉しい…♪
傍から見てたら折れそうなレベルでブチ曲がってたと思いますが、ファイトの最中はロッドに関する不安は全く無し。
「ロッドに気を遣う余裕が人間さんにあったのかどうか?」については疑問が残るトコロですが、魚を手にして一息ついた段階でスナイプに対する信頼性が更に高まったことを実感しております。

尚、こういったデカくて少々カラフルな魚を見慣れない人間にとっては「果たして美味しいのだろうか?」と思えてしまいます。
…で、持って帰って食べてみたんですが「激ウマ!!!!!」
鱗はデカく硬く全て剝ぎ取るのに苦労しましたが肉質は白身でしっかりしており、山陰でフエフキ系を釣って食べた時に感じた独特の風味(臭み?)も無く、沖縄では高級魚として扱われてるも十分に納得です。
体高があってデカい分だけ食べる部分が多く、おすそ分けしたり複数名で食べたり…とタマンさんを堪能させて頂きました♪

一通り撮影してからタマンさんを昇天(血抜き&神経〆)させ、クーラーにIN。
再びゲームを再開します。

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…でこの日一番のアカハタをスイミングメソッドでゲッツ!!
「サイズが大きくなればなるほどにスイミングへの反応が良くなる」…が自身の仮説なんですが、少しずつながら身をもって実証しております♪
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ワームは「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド4インチSWのクリアホロ/シルバー」
リグは「マグバイト・バサロHD40gのイワシ」

尚、スナッチバイトシャッドの発売、そして先日のマグバイト動画撮影時の爆釣劇でフラッシュJシリーズからスナッチバイトに鞍替えしたのか?と思ってる方がおられるかもしれませんが「全くそうではありませぬ」

それぞれのワームにはそれぞれの大きな特徴があり、その特徴はそのワームにしかありません。
フラッシュJのアルミ板によるフラッシングとラトル効果はフラッシュJシリーズにしかありません。
スナッチバイトシャッドのワームinワーム構造とマテリアル硬度、独自の色表現はスナッチバイトシャッドにしかありません。

どちらか片方に偏ってしまうコトは自身の釣りに大きなマイナスとなります。
よって今後は両方のワームを適材適所で使い分け、皆さんには使い分けの方法などを提案させて頂きたいと考えております♪

先ほどタマンさんを釣ったスポットでは「正体不明」が再び猛烈バイトしてきて対処する間もなく一瞬でラインブレイク…
瀬の際から飛び出してバイト、そのまま潜って瀬の際でラインをプツンといった感じ。
ラインを送るとかそういった対応をする事すら出来なかったのはマジで悔しい…
その時は「タマンさんや…」と自分に言い聞かせてたんですが、その後の展開を踏まえた今、あれは「大本命」だったのではないか?と思うようになっております…

 

…そして今度こそ「その時」が訪れます…

クーラーやタックルバッグを置いてるスタート地点付近に戻りました。
朝からセトコージさんが執拗に攻めてるスポットが空いたのでそこに入ってキャストを再開。
各自アカハタはボチボチ捕獲してるものの、特殊な魚はタマンさんのみ。
…それはそれで全然「アリ」なんですけどね(笑)

潮は下げ潮で相変わらずトロトロ流れてるカンジ。
足元にから張り出した岩が点在するものの比較的水深があるので水中の瀬は確認できません。
ボトムにしっかりコンタクトさせると時々根掛かりが発生するものの、スイミングメソッドを展開すれば根掛かりの心配は軽減されます。
そこで通常のスイミングメソッドを展開。
リールの回転とロッドの動きを同調させるいつものワタシのスタイルです。
相違点があるとすれば大体8回リールを巻く&ロッドを軽く上下させてから「フリーフォール」
普段はテンションフォールでフォール中のバイトにも注意してるんですが、今回はフォール中のバイトを完全無視。
それよりも素早くボトムまで落として素早くスイミングメソッドを再開する方を重視しております。
そしてリグが足元まで戻ってきたら「完全なるスイミング」…と言えば聞こえは良いですが要するにピックアップ(笑)して次のキャストを行ないます。
その何投目かの「完全なるスイミング」で「ドスンっ!!!!」とバイト!!
即反応してフッキング動作に移行すると明らかに異質な重量感と重厚なファイトが襲い掛かってきます。

第一印象は「タマンさんかも?」です(爆)
ただ、先ほどのタマンさんは比較的沖合で見える瀬が点在する場所でヒットさせておりキャッチまで時間が掛かったし終始瀬の存在が脳裏をチラついておりました。

この時は見える障害物は足元から出ている岩しかなく、確かにそれも脅威ではあるのですが、タマンさんを獲った直後でもあり気持ちにいささかの余裕…っつか自信がありましたので臆する事無くパワーファイトを展開。
かなり冷静に対処してたと思うのですが、隣で一部始終を見てたセトコージさんからは「目をひんむいてファイトしてた」って言われました(爆)
更にこの時のファイトでドラグが出たかどうか覚えてない…
やはり「人間さんは余裕全くなしのファイト」を展開してたってコトですね(笑)

それでも確実に魚は浮いてきており、「スジアラ?」とのセトコージさんの問いに「多分タマン」と答えてたと「思います」
そして魚体が見えた瞬間に緊張と興奮がピークに達します。
「スジアラや!!!!!!!」
今期の目標であり、夢でもあったスジアラがいま自分のリグを喰ってる…
セトコージさんからは「タモ入れしようか?」と言ってもらったんですがお断りして自分の手でタモ入れするコトに。

複数名で釣りしてる時は仲間にタモ入れしてもらうのがベストだと思います。
今回、どうしてワタシがセトコージさんのタモ入れ提案を断ったかですが、決して彼がタモ入れが下手ってワケではありませぬ。
むしろタモ入れしてもらう相方としては最強の存在だったりします。
しかしながら「最後まで自分でやりたい」という思いのほうがはるかに強かったんです。
万が一、タモ入れに失敗して逃げたらその理由がどうであれセトコージさんを呪ってしまうかもしれない…
それならば全てを自分でやれば全責任は自分だけにあるワケですので今回はタモ入れ提案を断っております。
まぁそれ位に今期は「スジアラ獲り」に全精力を傾けてた…と解釈しておくんなまし♪

ファイトも終盤戦に移行し、スジアラの姿は眼下に見えております。
「さてどのタイミングでタモを出すか?」
そう思った瞬間に足元のスリット(岩の割れ目)に躊躇なく入るスジアラ。
波の作用などで「たまたま入った」ではなく、確実に泳いで入っていきました。
一瞬「ラインブレイク」や「フックアウト」が脳裏をよぎり反射的にラインテンションを緩める動作を行なっていました。
スリットに入ったスジアラは動きこそ止まったものの根掛かりのような感触になっており不安が一気に大きくなってきました。
…が、一瞬魚が動く感触があったのですかさずパワーリフトしたらスリットからスジアラを出すことに成功!!

最後のタモ入れではバサロが網に一瞬絡んでヒヤッとしましたがそのままネットイン、でフィニッシュです。
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「スジアラ」
「夢」
がついに現実のものとなりました!!

ようやく夢を手にしたコト
これまで苦戦続きだったコト
バサロで獲れたコト
スナイプで獲れたコト
ヒットからキャッチまで全て自分で行なったコト

その全てが「喜び」に変換されて押し寄せてきます。
この喜びは筆舌に尽くしがたいですね。
「マジ泣きそうになりましたし(爆)」

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それにしても見事な魚体ですわ。
歯…とゆーよりも牙に近いカンジで基本的にフィッシュグリップを使わないワタシですが躊躇なくフィッシュグリップを使用しております。
因みにタマンさんの場合は口の中に指を入れた瞬間に「カリッ」と指を軽くつぶされそうなカンジだったのでこちらもフィッシュグリップを使っております。
…実際にフィッシュグリップを音が出るレベルでカリカリ噛んでました(笑)

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リグは「マグバイト・バサロHD40gのイワシ」
ワームは「マグバイト・スナッチバイトシャッド4インチのグローハラベイト」

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尚、多くの方から「何センチだった?」と聞かれたんですが、「測ってません」
重さだけは気になったので量ってて「2.5kg」でした♪
それなりに正確な「バンダナ目視メジャー」では55センチ超、60センチ弱と判断しておりますが、スジアラとしてはまだまだランカーサイズではありませんので今回は計測せずでございます。

この辺のサイズまでがスナイプで獲れる限界のよーな気もしますが、まだ完全に「ロッドが負けた」という感覚・認識はありません。
セトコージさん曰く「メチャクチャ曲がってた」とのコトですが、そもそもスナイプは「曲げて獲る」が身上のロッドであり、その曲がりこそ極限状態に見えたのかもですが、実際にやり取りしてた側としては「限界到達」とは感じておりません。
…まぁ限界到達した瞬間にロッドは折れるんですけどね(爆)
今回のスジアラ獲りでその「限界」に挑戦してみたい気持ちが一層強くなったので、今後の遠征でもスナイプをガンガン酷使してやろーと思います♪

いやはや、先週に引き続き神がかってますわ…

これでようやく「スジアラ獲り」のスタートを切る事が出来ました。
セトコージさんの初スジアラから遅れるコト2年…いかにもワタシらしいスロースタートですわ(笑)
今後ははるか先を走るセトコージさんを追いかけつつ、更なるサイズアップ、タイミングやパターンの確率、エリアの開拓を行なっていきたいと思います。

撮影終了後、スジアラを昇天(血抜き+神経〆)させてクーラーにIN。
少し休憩したのちにゲームを再開します。

 

時計は午前11時を過ぎており、タイムリミットは午後2時。
まだ時間があると言えばそうですが、2~3時間なんてあっという間に過ぎてしまいますので最後の最後までキャストし続けます…

自分たちのスタート地点から少し離れた所に小さな離れ磯があり、そこにエサ師の方が2名おられましたが、一足先に納竿され渡船が回収。
撒きエサで小魚が寄せられ、それを狙った大型フィッシュイーターが来てるかも?と思って最後はその周辺を狙ってみる事に。
残念ながら潮の動きは更に緩んでおり、期待値は50%といったトコロ。
それでも「彼ら」からの反応があるので嬉しかったりします♪
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「アカハタ」

この時使用していたワームはもうすぐ発売開始される「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット5インチSW」
このワーム、本来はタチウオテンヤゲームでの使用がメインとなっておりますが、その他にも青物や根魚にもイケます!!
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フラッシュJスプリット5インチSW(7インチSWもあります!!)は大型サイズ故の存在感の強さがワタシには魅力的に映っております。
また、スプリットテール(テールが二又に分かれてるタイプ)が個人的に好きなのでこのサイズの存在を知った瞬間に「根魚で使いたい!!」と強く感じております。
これまでのフォースロック・ナインロックでも度々使用しておりますが残念ながら芳しい釣果に恵まれず…
しかしながら必ずや「火を噴く日」が来ると確信しており今後もキャストを続けてまいります。
周囲を泳いでいるベイトのサイズはワームで例えると4インチクラス。
今回メインで活躍してるワームのサイズも4インチクラス。
「マッチザベイト」「マッチザサイズ」は定説であり定番の理論ですが、ルアーゲームでは想定外のコトも多々起こります。
魚がルアーにバイトする要因は必ずしも「捕食目的」だけではないのです。
故にこういったビッグサイズに属するワームも驚異的な威力を発揮するタイミングが必ずあると信じております。

さて、納竿時間が迫ってまいりました。
内容的には十分すぎるレベルで「余は満足ぢゃ♪」に達しており、いつ撤収になっても悔いはありませぬ。
そう思いながら離れ磯の際をトレースしてると…バイト!!
反射的にフッキング、次の瞬間にはファイトに移行します。
サイズは際立った大型ではない…がえらい重量感があります。
「グッドサイズのアカハタか?それともオオモンさんか?」
そう思いながらパワーポンピングで寄せますが、海面まで非常に高い場所でキャストしております。
重量的には抜き上げ出来ないサイズとは思えないんですが、海面までの高さがあるのでサイズによっては厳しいかも…
可能な限り低い場所まで歩きながらファイトを継続。
いよいよその魚体が見える…あれ?
「なんだコレ???」
その姿は「カワハギ系」それも●●モンガラとかいった南方系のヤツです。
抜き上げは無理っぽく、タモが届くかどうか心配しましたが何とか届きそう。
そのやり取りを見てたセトコージさんが近寄ってきて「タモ入れしようか?」と言ってきたんですが今回もお断り(笑)
これは「何が何でも自分の力で…」ってノリではなく、彼にタモ入れしてもらう程でもないと判断した為。
6メートルのタモで何とかギリギリランディングする事が出来、その姿をまじまじと見ます。
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一応人生初フィッシュ+バサロでの初フィッシュ+フラッシュJシリーズでの初フィッシュになりますが…なんか毒がありそう(爆)
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ヒットワームは「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット4インチSWのイナッコ/シルバー」
見事なまでにけちょんけちょんに嚙み切られてますわ。
「キープするかどうか?」を思案する事すらせずフックを外して即リリース。
あの形と色の魚を食べるのはなんか怖いっすわ…

後で調べたんですが、この魚は「メガネハギ」とゆー魚でモンガラ系の中ではかなり美味しい部類になるらしいっす。
ただし、「カワハギ」や「ウマズラハギ」よりは食味に劣るとの意見もアリ。
でもやっぱ「見た目」でNGっすわ(爆)

この場所ではメガネハギがラストフィッシュ。
スタート地点に戻ると港から船が出てくるのが見えます。
別地点のアングラーを先に回収するのでまだ時間があると言えばあるのですが、その時点で納竿決定。
「もう十分っす♪」

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今期3度目のフォースでついに「夢」を手にする事が出来ました。
まさに「三度目の正直」ってヤツですね。

魚釣りにとって「0か1か」はとてつもなく大きい意味があると感じております。
最初の1匹を獲る為には非常に多大な時間と労力、費用が掛かってしまう場合が多々あり、1匹獲ったらそれまでの苦労がウソのように釣れる…とゆーのは過去に狙った様々な魚種で何度も体験しております。
皆さんの中でも「あるある」と思われた方も多いかと。
その1匹目を今回獲る事が出来、これからの遠征釣行の大きな励みになったのは言うまでもありません。
今後は「夢」をバージョンアップさせてより精力的に釣行を重ねていきたいと思います♪

セトコージさん、土居さん、お疲れ様でした。
今回は「一人勝ち」させて頂いた内容ですがたまにはいいでしょ♪
また行きましょう!!

嬉しくて長々と書いてしまいましたが以上で初スジアラ獲り物語は閉幕でございます。
最後までご覧頂きありがとうございました♪

 

 


 

 

【タックルデータ】

■ロッド: 【ゼナック】スナイプS86XXロングキャスト「RGガイドモデル」
■リール: 【ダイワ】13セルテート3012H
■ライン: 【よつあみ】リアルスポーツGソウル アップグレードPE X8(1.5号)
■リーダー: 【よつあみ】ガリスFC アブソーバーアンフィニ スリム&ストロング(30lb)
■リグ: 【マグバイト】エクストリームスイミングリグ「バサロHD」
■ワーム: 【マグバイト】スナッチバイトシャッド4インチ
■ワーム: 【フィッシュアロー】フラッシュJシャッド4インチSW
■ワーム: 【フィッシュアロー】フラッシュJスプリット5インチSW(プロト)
■フック: 【マグバイト】アッパーカットオフセット
■スナップ: 【スタジオオーシャンマーク】オオタガレージ・オーシャンスナップOS3S/OS3
■アイウェア: 【アイガン】ウィズドライブ2・NIGHT&DAY(WD2-1001)
■ライフジャケット: 【サブロック】ヴィーワンベスト(マルチカムブラック)
■フットウェア: 【シマノ】ドライシールド ジオロックカットラバピンフェルトシューズ「FS-155J」
■リリースツール: 【Bends Mender】ベンズメンダー「パゴスチューンモデル」


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