バンダナブログ 「プラクティス メイクス パーフェクト(継続は力なり)」

広島のリサイクルフィッシングショップ「パゴス」のスタッフである「伊藤孝晃(バンダナ)」の個人ブログです。 釣行記・製品情報・雑記を書きつづってまいります♪

マグバイト『バサロHD』について(製品情報)

2014年の春から発売を開始した
【マグバイト】エクストリームスイミングリグ「バサロ」

自身の想いを忠実に具現化したまさに「自らの分身」とも言えるリグです。
これまで多数のアコウ(キジハタ)を捕獲し続け、昨年からはホームである島根県・山陰エリアを飛び出して九州や四国においても性能をいかんなく発揮してくれました。
ワタシ自身はまだ行けてませんが、東北エリアや南紀エリアにおいても現地の敏腕アングラー様にお使い頂き、好釣果を叩き出して下さいました。
アコウ(キジハタ)を獲る事を主眼に製作したリグですが、実に多種多様な魚を獲る事が出来ました。
これまでに捕獲した魚は「アコウ(キジハタ)」「クエ」「カサゴ」「オニオコゼ」「マハタ」「オオモンハタ」「アカハタ」「ヒラメ」「マゴチ」「クロソイ」「アイナメ」「シーバス」「シオ(カンパチの幼魚)」「ワカナ(ハマチの幼魚)」「ウツボ」「エソ」「オジサン」などなど…

数あるアコウ(キジハタ)狙いのメソッドの中で「スイミングメソッド」に特化したのがこの「バサロ」です。
目の前には水平線しかない広大な海に潜むアコウ(キジハタ)を効率よく獲る為には
「卓越した飛距離を稼げるコト」
「テンポ良くサーチ出来るコト」
「遠くからでも見つけるコトの出来る高いアピール力」

が必要です。
その3つの必要とされる要素を「バサロ」は兼ね揃えております。

そんな「バサロ」に新たなモデルが追加されます!!

【マグバイト】エクストリームスイミングリグ『バサロHD』 MBL05
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「バサロHD」に関しては今期の発売を目指して目下調整中です。
今回はこの「バサロHD」についてコンセプトや開発ウラ話などをお伝えします♪

ウエイトラインナップは「30g/40g/60g/80g」の4ウエイト。
ショアからだけではなくオフショアからもお使い頂く事が可能になりました!!

発売時期につきましてはマグバイト2016カタログでは「夏発売予定」となっております。
・・・が、この業界の常としまして早くなるよりも遅くなる可能性の方が「大」であると付け加えさせて頂きます・・・
ただし、ワタシ自身も皆さんと一緒にガンガン使いたいので早く販売するよう「担当:キッシー」にプレッシャーをかけ続けていく所存でございます(爆)

販売価格につきましては現時点では未定です。
分かり次第ご報告させて頂きますのでどーぞヨロシクです♪

 

 


 

 

■開発コンセプトは「新たな領域への挑戦」

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バサロHDの大きな特徴はフックがレールアイの上を移動するシステム(フリーポジショニングシステム)
これは以前「パゴスオリジナル・アコウ用シンカー」としてワタシが暖め続けていたアイデア。
様々な問題が立ちふさがり、パゴスオリジナルとしては実現できませんでした・・・が、マグバイトとタッグを組む事で諸問題をクリアし「バサロHD」として誕生しました。
フックがレールアイの上を移動するメリットは「タテ・ヨコ」どちらの釣りにもオートマチックに対応できる点!!
詳細は後ほどご説明させて頂きますが、「バサロ」がヨコ方向の動きに特化させたのに対して「バサロHD」は「フリーポジショニングシステム」を採用する事でタテ・ヨコどちらの動きにも対応する事が出来ます。
「バサロ」がショアからキャスティングする事を前提に製作したのに対して、「バサロHD」はボートからのバーチカルゲームも視野に入れたモデルとなっております。

「バサロ」はワタシのホームグランドである「島根県・山陰エリア」のショアで開発テストを繰り返してきました。
「バサロHD」に関しては山陰エリアはもちろん、「九州エリア」や「四国エリア」、更には「オフショア」など広い範囲でのテストを行なっております。

ヘビーウエイトの採用とタテ・ヨコ両方の釣りに対応できる能力で「新たな領域」でのゲームを実現しております!!

 

 


 

 

■『HD』の意味

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「バサロHD」の「HD」は複数の造語の頭文字を総称したモノであり、固定された意味を持たせていません。

より高い領域での使用を・・・という意味を持った「ハイドライブ」
よりヘビーな状況での使用を・・・という意味合いで「ヘビーデューティー」
より深いレンジでの使用を・・・という意味で「ハイダイブ」

などなど・・・

ネーミングの段階で色々な案が出たのですが、語呂の良さと言いやすさ(笑)、そして様々な使い方を想定して「バサロHD(エイチディー)」と名づけました。

 


 

 

■「バサロ」と「バサロHD」は別モノです!!
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「バサロHDが発売されるとバサロの必要性が無くなるでは?」
そうお考えの方も多いかと思いますが、それは間違いであると断言致します!!

今までショアからのキャスティングで根魚を狙っていた方は今まで通り「バサロ」をお使い下さい。
その中で「もっと重たいウエイトが欲しい…」「ショアからだけど足元の激急深スポットをタテの釣りで狙いたい…」と感じる状況がありましたら「バサロHD」を是非お試し下さい!!
「バサロ」はショアからのキャスティングに関して満点に近い完成度を持っています。
現時点ではバージョンの更新をする必要が無いワケです。

「バサロHD」は「バサロで対応出来なかった条件」に対応する為に生まれています。
それは
より遠くへのキャストだったり、
より深いレンジを攻略するだったり、
ボートからのバーチカルゲームだったり・・・

「バサロ」と「バサロHD」を明確に使い分ける事が「明確な釣果の差」に繋がります!!

 

 


 

 

■「タテの釣り」と「ヨコの釣り」の違い

「バサロ」はヨコの釣りに特化しています。
「バサロHD」はタテ・ヨコどちらの釣りにも対応しております。

では「タテ」「ヨコ」の違いは一体なんでしょうか?

「タテ」はバーチカル(垂直)方向にルアー(リグ)をアクションさせます。
「ヨコ」はキャストして横方向にルアー(リグ)をアクションさせます。

青物狙いで仮定すると
「メタルジグを真下に落として狙うのがタテの釣り」
「ジグやプラグをフルキャストして狙うのがヨコの釣り」
ざっくりですがそのようにイメージをお持ち頂ければ良いかと思います♪
例外はありますがボートからの釣りはタテの釣りに、ショアからの釣りはヨコの釣りになる場合が多いですね。

「タテ」と「ヨコ」の違いを理解する事で「バサロ」と「バサロHD」をより明確に使い分けられます♪

 

 


 

 

■「バサロ」の弱点を克服した「バサロHD」

「バサロ」の最大の弱点は「タテの釣りが苦手」だというコトです。
ボートからバサロを落として釣りをしてみると分かるのですがバラシ率が高くなります・・・
ヒット率に関しても日本古来の漁具である「インチク」と比較すると率が低いように感じます・・・
「バサロ」をタテの釣りに使うとこの2つの弱点が目立つようになります。

バラシの問題はシンカーとフックそれぞれの位置とバランスにあると感じています。
シンカーからいわば「天秤」のようにアームが出てその先にオフセットフックというフックシステムはヨコ(水平)方向の際には特に悪影響を及ぼす事は無いのですが、タテ(垂直)方向になるといきなり悪影響が顔をのぞかせます。
力点・支点・作用点など学問的な難しいコトは分かりません・・・が、「バサロ」の形状がタテの釣りにおけるバラシ率上昇に関与しているのは経験則から間違いないと判断しております。

また、シンカーとフックが離れているコトによるフォルムの違和感が非常に気になります。
「バサロ」はシンカーでありながらルアーの一部でもあるのでそのフォルム(シルエット)には気を使う必要があります。
「バサロ」は本来、ヨコ方向へのアクションの際はシンカーとフック(ワーム)が一体化するように設計されていますが、タテ方向へのアクションの際はシンカーとフック(ワーム)が離れてしまうんです。
そのフォルム(シルエット)の違和感がそのままヒット率の低さに繋がっていると判断しております。

それらを踏まえ、タテ方向でのバサロ使用に関しては日本古来の漁具である「インチク」をこれまで以上に意識しました。
「バサロ」と「インチク」の違いを徹底検証した結果がタテのアクション時におけるフォルム(シルエット)
インチクは巻き上げ(アクション)の際はシンカーとワーム(タコベイト)が一直線・・・
これが「キモ」なのか!?

「バサロHD」はレールアイの上をフックが移動するシステム(フリーポジショニングシステム)です。

ヨコ方向のアクションの際はレールが折れ曲がった頂点にフックが移動し「バサロ」と同じようなスイミングポジションを維持します。
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タテ方向でのアクションではレールの最後尾にフックが移動し「インチク」と同じフォルムを維持します。
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その際、シンカーとフックが一直線になるのでフォルムに違和感はありません。
フッキングの際もシンカーとフックが一直線になる事でパワーロスを防ぎ、確実にターゲットのアゴに貫通させる事が可能!!
激しいファイトでも魚の動きにフックが追従するのでバラす確立を大幅に軽減します!!

「バサロ」で感じていたタテの釣りの違和感・弱点を「バサロHD」は完全に克服しております!!

 


 

 

■「バサロHD」各部の特徴

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1.レールアイ(フリーポジショニングシステム)
レール状のアイをフックが自由に移動し、その時々に最適なポジションへフック(ワーム)がオートマチックに移動するシステムです。
キャスティングの際はレールアイの一番前側にフック(ワーム)が移動し、飛行中の空気抵抗を軽減、飛距離アップに貢献します。
スイミングアクション(ヨコの動き)の際はレールアイが折れ曲がった頂点の部分にフック(ワーム)が移動し、「バサロ」と同じスイミング姿勢を維持します。
バーチカルアクション(タテの動き)の際はレール最後尾にフック(ワーム)が移動し、漁具である「インチク」と同じ感覚でアクションさせる事が出来ます。
それぞれのポジションへは自動で動く為、アングラーが特別なアクションを加える必要は一切ありません。
ショアからのゲームでは足元から一気に10m以上落ち込むような「タテ」と「ヨコ」のアクション両方が必要されるエリアが散見されます。
そんな場所も「バサロHD」ならば取り敢えずフルキャストして「ヨコの釣り」を、足元に差し掛かってからは「タテの釣り」を、リグを交換する事無く展開可能です!!

レールアイにはソリッドリング(溶接リング)が通されています。
そのソリッドリングにスプリットリングをセットしてフックを装着して頂く事となります。
「バサロ」はスナップ方式のフックセットを採用しており、フック交換が非常に容易でしたが「バサロHD」はより巨大なエモノとの対峙を想定しており、敢えてスナップ方式を不採用としました。
フック交換は少し面倒にはなりますが、なによりも強度を優先した結果ですのでどうぞご理解下さいませ♪

2.サブアイ
サブアイにはブレードの装着を想定しております。
スイミング時のバサロは頭を斜め上にしたポジションでアクションします。
その際、ボディ底部のブレードはワームに干渉する場合があります。
サブアイにブレードを装着するとワームよりも上にブレードが位置し、ワームとの干渉を軽減。
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イメージはバスフィッシングでおなじみの「スピナーベイト」です。
サブアイの設置に関しては当初スイベルを埋め込む案を提案しましたが、製作工程が複雑怪奇になる事、コストが高くなる事などを理由に却下・・・
それでもサブアイの設置を強く要望し、レールアイをサブアイに利用する案で決着がつきました。
サブアイとブレードアイの両方にブレードを装着するとアピール力が最大になります。
アイナメなどのアピール力の強さが釣果を左右するゲームに是非お試しあれ!!

3.ブレードアイ
「バサロ」はベアリングスイベルをボディに埋め込んできれいな回転を実現しております。
「バサロHD」ではウエイトラインナップが「バサロ」より重たくなるコトやレールアイやサブアイの設置に伴い上昇したコストを落とすコトを考慮してアイを設置し、スイベルを装備する事としました。
ウエイトがある分、全てにおいてスピードが上がるのでベアリングスイベルでなくとも安定した回転を得る事が出来ます。
・・・そもそもワタシ自身は「ブレードは回転しなくてもヒラヒラするだけで良い」という考えです。
安定した回転による安定したキラメキよりも、ある程度イレギュラーな回転とイレギュラーなキラメキのほうがターゲットの気を引くと感じているからです。
「バサロHD」にブレードを装着すると「ブレードアイ⇒スプリットリング⇒スイベル⇒スプリットリング⇒ブレード」となる為、本体とブレードが離れてしまいます。
それが気になる方は「ブレードアイ⇒スプリットリング⇒ブレード」で接続してみてください。
ブレードの回転は一切なくなりますが、泳がせてみるとイレギュラーなヒラヒラ&キラメキを発生させるコトに気づかされます♪

4.ボディ
ボディの形状やバランスに関しては基本的に「バサロ」を踏襲しています。
ただしディープレンジ&ロングレンジ攻略を目的としておりますので引き抵抗を軽減させる為、バサロよりも少しだけスリムにしております。
ボディが水を受けて乱流を巻き起こし、それが後部のワームへ伝わりアクションしますので水受け抵抗を減らし過ぎるのはNG。
その辺りに気を使ってベストなフォルムを採用しています♪
ヘビーウエイトの採用により、どうしても引き抵抗が大きくなってしまいますので全体的にパワーのあるベイトタックルを使う事も視野に入れても良いカモです。
…ワタシは当面スピニングオンリーの予定ですが(笑)

「バサロHD」は「バサロ」のフォルムを踏襲しつつもレールアイの採用など独特のギミックがちりばめられております!!

 

 


 

 

■カラーラインナップ

カラーラインナップにつきましては現時点では未定となっております。
候補は既にいくつか上がっており、その中でも有力なカラーはサンプルモデルとして製作し、実際にテスト釣行を行なって最終決定します。
有力候補は以下の5色。

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「バサロ」よりもディープレンジでの使用が増えますのでグロー系も重視しております。
昨今のジギングシーンで採用される事が多く、尚且つ優秀な結果を出しているゼブラグローを採用する「予定」
他のカラーについてはショア・オフショア両方で扱いやすいカラーになる「予定」

「バサロ」で使用されていた背中のホロシールですが「バサロHD」ではレールアイによる構造の複雑化が災いして非採用となっております。
・・・が、ワタシ個人としましてはプチチューニングとしてホロ貼りも皆さんに提案させて頂くつもりでございます♪
「バサロHD」には様々なセッティングやチューニングを施す「余白」が十分にとってあります。
その辺りのコトに関しましては発売後に少しずつ・・・♪

・・・カラーに関しては〆切ギリギリまで精査・調整します。
よって全てが「未定&予定」となっておりますので悪しからずです(爆)

 

 


 

 

■ワームのセッティングについて

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「バサロHD」の実釣テストで使用するワームは「バサロ」をテストしていた時と同じく「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」を主体に使用しております。
使用率は実に9割近くに達しており、バサロとフラッシュJの相性についてはもはや語る必要は無いカモです♪
ただし、フラッシュJシリーズの種類やサイズ・カラーによって「アコウ(キジハタ)にオススメ!」とか「オオモンハタにバッチリ!」などなど一定のルールっぽいモノが見えてきております。
その辺りにつきましては今後の釣行記の中で「バサロ・バサロHD」の使い方と共に詳しく解説させて頂きますので是非ご確認下さいませ。
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ワタシは今でこそ「フィッシュアローソルトプロスタッフ」の肩書きを頂戴しておりますが、以前はユーザーの一人でした。
バス用としてのフラッシュJシリーズしか存在しない時からソルトゲームへの転用を行ない、ブログを通じて皆さんにも提案をさせて頂きました。
「メーカースタッフだから使う」というよりも、「好きだから使う」「釣れるから使う」というのが源流(原点)であり、今でもそうだったりします。
話は少しそれますが、もし、フィッシュアローがワタシの思いと違う方向に流れに変化された場合は躊躇なく今の立場から退く覚悟を常に持っています。
・・・幸いにもその「覚悟」を見せる必要性は一切ありませんけど(爆)

現在は非常に多くのメーカーさんが「根魚」というジャンルに参入しておられます。
同時に非常に多くのワームが販売されており、フラッシュJ-SWシリーズもその中に入っています。
ワタシはフラッシュJシリーズをベースにした戦略を続け、その模様や理論を皆さんにブログやフェイスブック等を通じてお伝えしていきます。
それを鵜呑みにするか、自分なりにアレンジするか、全く逆の道を進むかは皆さん次第です。
自然が相手である以上、答えは一つではありません。
色々なメーカーさんのワームを使って自分なりのベストセッティングを導き出して下さい♪

 

 


 

 

「バサロHD」に関する情報は「今のトコロ」以上となります。

面白いものでテスト釣行を続けていく中で想定外の発見をする事が多々あります。
「バサロHD」に関しても今回のブログで全てを書き綴れたかと言えばそうではありません。
これからの釣行で気が付いたコトや発見がありましたら随時ブログでご報告をさせて頂きます。

 

2016年の根魚シーンは昨年以上に盛り上がる事必至な状況です。
根魚釣行の際に「バサロ」「バサロHD」をお試し頂ければ幸いです♪


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